DMM, AI Central Voiceで顧客の声を効率よく分析
合同会社DMMは、顧客の声を分析するためにテックタッチ株式会社の「AI Central Voice」を導入しました。このプラットフォームにより、顧客対応のプロセスが大きく改善され、これまで5名の担当者が月に150時間もの時間をかけていたデータの整理とレポート作成が自動化されます。最新のAI技術を活用することによって、レポート作成は最短10分に短縮される見込みです。
導入の背景
DMMは年間に約40万件もの顧客の声が寄せられ、これをもとにサービスの改善を進めています。しかし、従来の手法ではサービスごとにデータが分断され、集計作業が手間取っていました。特に月間で約3万件もある定性データについては、目視による確認が必要で、結果的に顧客のニーズを迅速に反映することが難しい状況でした。こうした課題を解消するために、「AI Central Voice」の導入が決定されたのです。
AI Central Voiceが選ばれた理由
「AI Central Voice」は、AIが顧客の声を自動的に分類し、ビジネス改善につながる示唆を引き出すための強力なツールです。以下の点が評価され、導入が決定されました。
1.
情報の整理・可視化プロセス: 複数のAIが連携し、情報が整理されるプロセスがクリアであり、人間の判断を助ける役割を果たしています。
2.
高度な分析力: AIが対話形式での質問に即座に答える「Ask AI」の機能が、分析を深める手助けになると期待されています。
3.
業務適応力: 月150時間の工数を削減できる見込みがあり、レポート作成時間は3時間から最短10分に短縮できることが確認されています。
導入による効果と未来の展望
DMMは「AI Central Voice」の導入によるさまざまな効果を見込んでいます。主な効果は以下の通りです。
1.
作業から提案への移行: 集計作業の工数削減により、担当者はより高付加価値な業務に集中できる環境が整うことでしょう。
2.
多角的な視点の獲得: 定量データでは読み取れない顧客不満の背景や、潜在的ニーズを把握し、施策の精度を向上させる材料とすることが期待されています。
3.
迅速な組織的意思決定: 各事業部が自ら「顧客情報基盤」を活用し、優先順位の決定に必須な情報を迅速に判明できる体制を整えることが求められています。
今後、DMMでは40万件のデータを活用し、その分析基盤の構築と効果を検証し続ける計画です。顧客の声を事業改善の道標として位置づけ、一連の意思決定が継続的に行えるよう支援を進める方針です。
DMMのコメント
DMMの高桑氏は、複数の製品を比較検討し、定性分析の自動化がどのように意思決定のスピードと質を向上させるかを重視したと語ります。実際のデータを用いた検証の結果、高い要約・分類精度を確認し、AIとの対話による柔軟な分析機能も評価されました。結局、手厚い運用支援体制と、既存のBIツールとの親和性が、導入の決め手になったとのことです。
テックタッチ株式会社とは
テックタッチ株式会社は、デジタル領域において企業のデータ活用を支援する企業です。「AI Central Voice」を通じ、顧客の声や従業員のフィードバックを構造化して分析することで、戦略的な意思決定を可能にしています。テックタッチの提供するAI技術を利用したデジタルアダプションプラットフォームは、企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)を加速し、大手企業のニーズに応えるものとなるでしょう。
DMMの取り組みは、他の企業にとっても模範となるケースとなりそうです。今後も「AI Central Voice」により、どのような成果が得られるのか、注目が集まります。