名古屋のサステナビリティ
2024-02-07 09:00:02
名古屋発!中小企業向けサステナビリティ情報開示研究会の設立
名古屋市に本社を置く株式会社アイビーネットは、中堅・中小企業のためのサステナビリティ情報開示を推進する「サステナビリティ情報開示研究会」(以下、サス研)を発足しました。これは、持続可能な社会を目指すための重要なステップとして、企業が直面しているサステナビリティ関連の課題に取り組むことを目的としています。
近年、環境への配慮や社会的責任に対する意識は高まりつつあります。企業もその流れに応じて、サステナビリティ情報を開示することが求められるようになりましたが、その一方で、中堅・中小企業の多くはその必要性を十分に理解していないのが現状です。「親会社から指示されたから」といった受動的な姿勢ではなく、積極的に取り組む姿勢が求められています。
サス研の立ち上げに際し、プレセミナーを開催しました。このセミナーではサステナビリティの基礎知識や最新の動向について紹介し、参加企業が自社の取り組みの必要性を実感できる機会としました。多くの参加者からは「理解が深まった」との声が寄せられ、自身の企業運営におけるサステナビリティの重要性を再認識した様子がうかがえました。
背景として、やはり世界的な情報開示の義務化が影響しています。国内外でカーボンニュートラルや人的資本(人権、労働慣行)の問題への関心が高まる中、企業はこれらに関する情報を透明に開示することが求められています。しかし、多くの中堅・中小企業はこの新たな課題に対し、十分に知識や準備が整っていないのが現実です。
アイビーネットは、これらの企業のサポートを通じて、サステナビリティに対する理解を促進し、具体的な行動につなげるための情報提供を行っていきます。当研究会の特色は、難しい用語や規制に関する情報をわかりやすく伝え、実践的なアプローチを重視する点です。
具体的には、参加企業が実際に取り組みやすいよう、サステナビリティ情報の収集や可視化を手助けする活動を行います。そのためのフレームワークを分かりやすく提示し、さらに各企業の実情に合わせた支援を提供する方針です。名古屋から始まるこの輪を全国へ広げ、持続可能な未来を築く一助となることを目指します。
プレセミナーは毎月開催される予定で、次回は2月21日(水)、続いて3月26日(火)の開催が決まっています。また、オンライン参加も可能で、より多くの企業が気軽に参加できるよう配慮されています。
サス研では、これからも多くの中堅・中小企業が自社のサステナビリティ情報を積極的に開示し、持続可能な社会を実現するための一翼を担えることを期待しています。名古屋を拠点としつつ、全国各地に広がるサステナビリティの意識を高める活動を進めていく予定です。
会社情報
- 会社名
-
株式会社アイビーネット
- 住所
- 愛知県名古屋市北区東水切町3-40
- 電話番号
-
052-991-2388