社会貢献ゲーム報告
2025-12-11 11:50:45

北海道初開催の参加型社会貢献ゲーム「PicTrée」の成果報告

北海道初の参加型社会貢献ゲーム「PicTrée」の成果



2025年の夏、北海道で開催された参加型社会貢献ゲーム「PicTrée(ピクトレ)」が話題を呼びました。このプロジェクトは、シンガポールを拠点にしたDigital Entertainment Asset(DEA)とGrowth Ring Grid(GRG)によって展開され、地域活性化を目的に電柱の撮影を通じたゲームとして注目を集めています。7月から始まり、10月まで行われたこのプロジェクトは、地元企業との協力のもと、鈴木直道北海道知事への報告が12月5日に行われました。

参加者の熱意と成果



DEAの創業者で函館市出身の吉田直人氏は「3ヶ月間で約73万本の電柱が撮影され、多くの地域住民や企業の協力を得た」と語り、参加者の中には旅行を兼ねて来道した方も多いことを報告しました。これは地域の人の流れを生むだけでなく、インフラの維持管理の重要性を再認識させました。さらに、吉田氏は「来年もピクトレを継続し、地域のインフラを守るお祭りとして皆の力を合わせて頑張りたい」と意気込みを示しました。

電力インフラの課題



GRGの鬼頭和希氏は東京電力出身で、電柱点検の現状を説明しました。「日本には約3600万本の電柱があり、維持管理には毎年数十億円かかっていますが、担い手不足が課題です」と話し、社会課題をエンターテイメントに変える「ピクトレ」の意味を強調しました。また、撮影された73万本は、通常の点検業務では考えられない数字であり、「これはギネスに載せるべきレベルだ」とも言及しました。

知事の温かいコメント



鈴木直道知事は「このような仕組みを通じて社会課題を楽しく解決できることは、持続可能性が高い」と賛同し、地域の特殊性についても触れました。「北海道は広域分散型の地域で、管理には多くの労力がかかる。その中での73万本の成果は大きな意義があります」と強調しました。さらに、来年以降の官民連携の推進に期待を寄せ、「地域の人々が安心して生活できるような取り組みを進めていきたい」と締めくくりました。

まとめ



このように、参加型ゲーム「PicTrée」は北海道という地域で非常に成功を収め、地域のインフラ問題に貢献しました。今後も地域住民と企業が一体となり、持続可能な社会を作るための取り組みが期待されます。

ピクトレとは



「ピクトレ」は、電柱やマンホールなどを撮影し、その数や距離を競う無料のゲームです。インフラ保全や地域観光に参加できる仕組みとして、多くの支持を受けています。

公式サイト: PicTrée
公式SNS: X

会社情報



  • - Digital Entertainment Asset Pte. Ltd.
設立: 2018年8月
代表者: 吉田 直人
ウェブサイト: DEA

  • - Growth Ring Grid Pte. Ltd.
代表者: 鬼頭 和希
ウェブサイト: GRG


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会社情報

会社名
Digital Entertainment Asset Pte.Ltd
住所
#11-01 TWENTY ANSON SINGAPORE20 ANSON ROAD
電話番号

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