茨城県が誇るメロンの豊かさを発信する祭典、KING&QUEENコンテスト2025
茨城県は、2025年5月28日(水)に水戸プラザホテルで開催される「いばらきメロン品評会」として知られる『KING&QUEENコンテスト2025』で、県産メロンの中から最高の一玉を選出します。
このコンテストでは、特に県オリジナル品種である「イバラキング」や赤肉メロンが出品され、外観と食味の両方が評価されます。一次審査を通過したメロンは、名シェフである鎧塚俊彦氏やさまざまな食の専門家による厳格な審査を受け、栄光の順位が決まるのです。
メロンの魅力をPRし、ブランド力向上を狙う
このイベントは、単なる品評会にとどまらず、茨城県産メロンの魅力を広め、認知度やブランド力を向上させることを目的としています。出品されるメロンは、県内の生産者や法人が手掛けるもので、農家の努力が成果として表れる瞬間でもあります。
審査は2段階にわたり、まずは一次審査で外観や糖度、硬度が評価され、その後食味と外観を総合的に判断する最終審査が行われます。最終的には「イバラキング」と赤肉メロンそれぞれについて、最優秀賞(ゴールドマイスター賞)、優秀賞(シルバーマイスター賞)、優良賞(ブロンズマイスター賞)が選ばれます。
茨城県はメロン生産量の日本一
茨城県は、全国で13万3,100トンのメロン生産量のうち26.5%を占めており、実に26年連続で生産量日本一を誇ります。おいしいメロンを育てるためには、適切な土壌と温暖な気候が必要であり、茨城県はその条件を兼ね備えています。
特に火山灰を含む水はけの良い土壌が広がるこの地域は、メロン栽培に最適な環境です。また、昼夜の温度差もメロンの糖度を高める要素とされています。これらの自然条件に加え、生産者たちの熟練した技術が相まって、茨城県は日本一のメロン産地としての地位を確立しています。
コンテストの日程と詳細
「KING&QUEENコンテスト2025」は、2025年5月28日(水)15:00から17:20まで開催されます。会場は水戸プラザホテルで、入場は無料です。最終審査では、一次審査を通過した上位6品のメロンが評価されます。審査員には、鎧塚さんの他、九州の有名百貨店やフルーツ専門店のバイヤーも名を連ねています。
特別ゲストとして、女優の菊川怜さんも登場し、表彰式を盛り上げます。受賞メロンは、5月31日から都内の百貨店やフルーツ専門店で購入可能になります。新宿高島屋や伊勢丹新宿店など、多くの店舗で取り扱う予定です。
まとめ
茨城県の「KING&QUEENコンテスト2025」は、生産者の努力と県産メロンの魅力を全国に発信し、そのブランド力を高めるための重要なイベントです。当日は、食の専門家によるジャッジや、参加者自身がその味を楽しむことができる貴重な機会でもあります。メロンの本場・茨城県の誇りをかけたこのコンテストをぜひ楽しみにしましょう!