ホシザキ株式会社が快挙を達成
総合フードサービス機器メーカーであるホシザキ株式会社が、2025年度のグッドデザイン賞で初めて4製品を同時受賞するという歴史的な快挙を成し遂げました。この受賞は、ホシザキにとって6年連続の快挙であり、1990年度の初受賞以来、合計14回の受賞実績を持つことに。受賞した製品の概要やデザイン思想について詳しく見ていきましょう。
受賞製品一覧
受賞が決定したのは以下の4製品です。
- - 真空マイクロ波解凍機 HVM-8TA3-T
- - 製氷機 IMシリーズ Pタイプ
- - 業務用冷凍冷蔵庫 テーブル型 Jタイプ
- - 業務用冷凍冷蔵庫 タテ型 Bタイプ
受賞製品の特徴
1. 真空マイクロ波解凍機 HVM-8TA3-T
この製品は、食品業界で幅広く使用され、特に魚介類や肉を業務用に解凍するための機械です。真空冷却とマイクロ波加熱を組み合わせることで、食材本来の風味を保ちながら、高品質な解凍を実現しています。また、操作が簡単で、誰でも短時間で効率的に解凍ができることも評価されています。
2. 製氷機 IMシリーズ Pタイプ
主に飲食店舗向けのアンダーカウンタータイプ製氷機で、環境負荷が低いノンフロンの冷媒を使用しています。衛生面を重視した設計で、前面着脱式フィルターがついているため、メンテナンス性が向上しています。
3. 業務用冷凍冷蔵庫 テーブル型 Jタイプ
飲食店や厨房で使われるこの製品も全機種で自然冷媒を採用しており、環境負荷を低減しました。シンプルなデザインで多様なニーズに応えられるよう工夫されています。
4. 業務用冷凍冷蔵庫 タテ型 Bタイプ
このタテ型冷蔵庫も、環境配慮をしつつ、使いやすさを追求したデザインが特徴です。全機種に自然冷媒を採用し、IoT機能を搭載することで、監視やメンテナンスが効率的に行えます。
ホシザキのデザイン思想
ホシザキでは、製品のデザインにおいて「Solid(堅牢さ)」「Unified(一貫性)」「Standard(普遍性)」を重視しています。無駄を削ぎ落とし、機能と美しさの両立を目指す姿勢が、その独自の魅力を生み出しています。これにより、製品は使用環境全体に調和し、機能美を追求したデザインが展開されています。
ホシザキは、今後も時代に合ったモノ作りやデザイン開発を今後も積極的に推進していく方針です。これからの展開に期待が高まります。
受賞歴とまとめ
2025年度グッドデザイン賞での4製品同時受賞は、ホシザキのブランド力をさらに高め、市場での信頼性を強化する一助となるでしょう。デザインに対する真摯な姿勢と持続可能な製品開発は、今後もっと多くの賞を受賞する可能性を秘めています。私たちも、ホシザキの未来の展開を見守っていきたいと思います。