職場の飲酒リスクを可視化する新しいツール
東海電子株式会社が、飲酒習慣を見える化するクラウド型サービス「AUDITクラウド」を2025年9月24日に提供開始することを発表しました。この取り組みは、職場における飲酒リスクの可視化を目指し、従業員の気づきと行動変容を促進することを目的としています。
現在の飲酒管理の課題
最近、運輸業界ではアルコールチェックが法制化され、実施が進んでいます。しかし、従来のアルコール検知器では、点呼時の呼気中にアルコールが含まれているかどうかを確認することしかできず、日常的な飲酒スタイルや依存傾向といった「見えないリスク」には十分な対策が取られていませんでした。これに対するニーズを捉え、東海電子は「AUDIT(Alcohol Use Disorders Identification Test)」を参考にした新システムを開発しました。
AUDITクラウドの特徴
「AUDITクラウド」では、従業員が設問に答えることで、自分の飲酒習慣を数値化し、その結果を客観的に把握することができます。具体的には、以下のような特徴があります。
1.
WHOが開発したAUDITテストを活用: 簡単に飲酒習慣を評価し、リスクを可視化します。
2.
スコアに応じたアドバイス: 自動的に教育動画やアドバイスが提供され、理解を助け、行動変容を支援します。
3.
ストレスや健康リスクの早期発見: 従業員の健康管理を積極的にサポートします。
4.
運用の負担を軽減: クラウド型サービスのため、データ管理が容易になります。
これにより、単に飲酒を「測る」だけでなく、従業員が安心して働ける環境を提供することを目指しています。
提供開始と利用料金
「AUDITクラウド」は2025年9月24日よりサービスを開始し、年間利用料金は7,700円(税込)で、1アカウントあたり最大1,000名まで利用可能です。この価格で質の高い飲酒習慣管理が実現できるため、多くの企業にとって導入が促進されることでしょう。
お問い合わせ情報
詳細やご購入に関しては、東海電子の特設サイトをご覧ください。
会社のビジョン
東海電子は、点呼機器やアルコール検知器の開発・販売を通じて、社会における「安全」「安心」「健康」を創造し、貢献する企業を目指しています。詳しくは、
東海電子コーポレートサイトをご覧ください。