高校生の意識調査
2025-03-18 10:56:22

高校生の意識の変化を探る「高校生活調査」結果発表

高校生の意識の変化を探る「高校生活調査」結果発表



株式会社プレマシード(東京都渋谷区)が2025年1月24日から1月28日の間に行った「高校生活の満足度や高校生時代の経験に関する調査」が注目されています。この調査の目的は、10代の若者とその親世代の高校生活に対する意識の違いを明らかにすることです。

調査の背景と目的



コロナ禍を経て、オンライン学習が普及し、若い世代の学習環境は大きく変わっています。オンラインでの学習に慣れた中高生たちは、従来の学校に対する考え方や人間関係に対して新たな視点を持つようになりました。この変化を背景に、2024年10月時点の文部科学省のデータによると、小中学校の不登校児童は約34万6千人に達し、通信制高校の生徒数も29万人を超えています。一般的に学校は今や「無理に通う場所」ではなくなってきており、行くことを選ばない生徒も増加しています。

本調査では、10代と40〜50代の親世代を対象に、高校生活への思いや経験について深く掘り下げ、その結果を比較しています。

調査結果の概要



調査に参加した600人の高校生の満足度は全体で76.5%と非常に高く、特に「友人関係」(71.8%)や「授業」(71.7%)に対する満足度が高い一方で、「アルバイト」(42.7%)や「学習塾・予備校」(41.3%)といった学校外の活動に対する評価は低い傾向でした。

高校生活の捉え方



高校生たちにとって高校は「勉強をする場所」とされることが61.0%で最も多く、次に「青春を楽しむ」(55.0%)や「将来を考える」(44.8%)と続いています。ここからは、若者たちが学業だけでなく、青春や将来の計画との両立を求めていることが伺えます。

また、調査結果において、高校生たちが「高校時代にやっておけばよかったこと」として選んだのは「勉強」(37.8%)が最多で、次いで「好きなことに取り組む」(33.3%)が上位に入っています。これは多くの高校生たちが将来の夢や目標を意識していることを示しています。

通信制高校の認知度



調査では、通信制高校についての認知度も調査されています。「自分のペースに合わせた通学」が51.8%の認知度で最も高かったものの、「好きや興味のある分野を学び、将来の目標を見つける」という項目は40.7%と過半数には届いていません。この認知度は親世代よりも子世代の方が高く、通信制高校に対する関心の高まりを示しています。

学校でのトラブル



学校生活におけるトラブルについても触れられ、「生徒間の人間関係のトラブル」が多く見られ、SNSの影響で人間関係が変化している可能性が示唆されています。特に女性の10代がこのトラブルに悩む傾向が強くなっていることには注意が必要です。

まとめと今後の展望



今回の調査結果から、若者たちがどのように高校生活を捉え、何に悩んでいるのかが詳しく明らかになりました。未来を見据えた教育が重視され、通信制高校がますます注目される中、プレマシードはリアルな情報の発信を通じて、十代の可能性を広げる活動を続けていくとしています。今後も多様な学びの選択肢を提供し、学生たちが笑顔で過ごせる環境作りに貢献することが期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社プレマシード
住所
東京都渋谷区神宮前2丁目18-19the Folks 3B/3F
電話番号
03-6823-5895

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