SORACOMパートナースペースが新しい仲間を迎える
株式会社ソラコムは、東京都港区に本社を置くIoT関連企業であり、独自のビジネスパートナープログラム『SORACOMパートナースペース』に、株式会社イノセント、株式会社クローネ、株式会社諏訪三社電機の3社を新しく認定パートナーとして迎えることを発表しました。
IoTの活用が進む中、これらの企業はそれぞれ異なる専門領域で、業界のトランスフォーメーションを実現しています。SORACOMは、この新たな協力により、IoTシステムの構築をさらにスムーズに行い、企業のビジネス変革を支援していくことを目指しています。
新たなパートナー紹介
株式会社イノセント
イノセントは、特に農業分野においてIoTとAI技術を駆使した畜産資材の提供や畜産業界のデジタルトランスフォーメーションを推進しています。彼らが提供する「Livestock-X」というビジネスコンセプトは、農場でも効率的にIoTを導入し、監視や情報共有を支援するために多彩なソリューションを展開しています。特に、空気環境制御システム「iBREEZY」や、監視システム「iAeroSentry」が注目の製品です。
株式会社クローネ
クローネは、計測機器の専門企業で、センサーや計測機器の輸入販売、さらには自社製品の開発も行っています。最近では、IoT技術を活用した無線計測ソリューションに注力し、建設やインフラ、研究開発など多岐にわたり、安全かつ効率的なデータ監視システムを構築しています。特に、SORACOM IoT SIMやNapterを利用することで、クラウド連携と遠隔監視を簡単に実現しています。
株式会社諏訪三社電機
諏訪三社電機は、スイッチング電源の開発を中心に、600機種以上の実績を誇る企業です。屋外IoT機器向けに特化した高性能な独立電源システムの開発にも取り組んでいます。独自のMPPT制御技術と低消費スタンバイ設計により、商用電源のない環境でも安定した電力供給を可能にし、社会インフラを支える信頼性の高い電源技術でIoTの導入を加速しています。
SORACOMパートナースペース(SPS)の魅力
SORACOMパートナースペースは、デバイス、ネットワーク、セキュリティ、クラウド、アプリケーション、AIなど多彩な領域でのエキスパートが集まる場で、認定済パートナーはそれぞれの専門知識を活かして行うIoTプロジェクトにおいて、協業の相手先を見つけることが容易になります。
このプログラムは、IoTの導入やSORACOMの活用を促進するための強力なバックボーンとなっています。新しいパートナーの参加により、SORACOMは未来のIoTビジネスに新たな価値を提供し続けます。企業がIoTを活用することで、ビジネスの機会が広がり、より効率的で革新的な運営が実現するでしょう。
最後に
これからのIoT市場は、より一層の進化が求められる中で、SORACOMパートナースペースの新たなパートナーたちがその一翼を担うことになります。これらの企業が持つ技術と知見は、IoT業界全体の発展を後押しし、未来のビジネス環境を一層豊かにすることでしょう。これからの動きに期待が高まります。