『GEMBA3D』の受賞
2024-10-11 13:13:38

HMS株式会社がCEATEC AWARD 2024で受賞、新たな建設DXを切り開く『GEMBA3D』の魅力とは

2024年10月、千葉県の幕張メッセで開催される「CEATEC 2024」において、HMS株式会社の自動配筋検査システム「GEMBA3D」が、CEATEC AWARD 2024のイノベーション部門賞を獲得しました。これは、AI技術を活用した革新的なソリューションであり、建設現場における労力を大幅に軽減するとともに、精度を向上させることを目的としています。

「GEMBA3D」とは、主にコンクリート構造物の配筋検査を自動化するシステムで、リアルタイムでの3Dモデルの生成を実現します。従来の手作業による配筋検査では、多くの時間と労力が必要でしたが、GEMBA3Dを活用すれば、その場でスキャンし、必要な情報を素早く確認できるため、作業の効率が劇的に向上します。

具体的には、GEMBA3Dは、現場での鉄筋をスキャンし、そのデータを基に3Dモデルを生成。このモデルは、手元のスクリーンで瞬時に確認でき、設計データとの照合も自動的に行われます。これにより、「事務所に戻ってから再度確認が必要だった」といった手戻りをなくすことが可能になります。また、専用アプリ「Chex®」との統合により、検査結果が即座に反映され、効率的に帳票化も実現します。

HMS株式会社のCEO、胡振程氏は「GEMBA3Dは、我々の技術を駆使した結果であり、建設業界の課題を解決するための一助となることを願っています」と述べています。

GEMBA3Dの特筆すべき特徴は、マルチセンサーを活用した高精度の3D再構成能力です。これにより、さまざまな物体の識別と3D記録が可能となり、建設現場におけるさらなる応用が期待されています。国土交通省のイノベーション創出事業にも採択されており、その実用性が認められています。

CEATEC AWARD 2024は、技術革新と市場の創出を促進することを目指しており、「GEMBA3D」の受賞は、建設業における人手不足の解消に貢献する手段として評価されました。

HMSの展示ブース(ブース番号:5H141)では、実際にGEMBA3Dのプロトタイプを体験することができ、AI技術の最前線を体感できます。さらに、同社が提供するAI×ロボット×ARソリューションも展示され、未来の建設業を先取りした技術革新を実感できる場となるでしょう。

「CEATEC 2024」は10月15日から18日まで開催され、社会課題の解決と経済発展の両立を目指すイベントです。HMSは、このイベントを通じて、最新のテクノロジーと業界のニーズを結びつける一助を担っています。

建設業界に革命をもたらす「GEMBA3D」の今後の活躍に、注目が集まります。HMS株式会社は、AI技術と画像処理の専門知識を活かし、さらなる革新を続けていくことでしょう。


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会社情報

会社名
HMS株式会社
住所
福岡県福岡市博多区博多駅前2丁目12-12第5グリーンビル4F
電話番号
092-515-9484

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