「ゆうゆうの里」が受賞
2022-03-17 14:00:05

佐倉の介護施設「ゆうゆうの里」が心温まる会場賞を受賞

佐倉の介護施設「ゆうゆうの里」が会場賞を受賞



一般財団法人日本老人福祉財団が運営する介護付有料老人ホーム「ゆうゆうの里」は、このたび第20回職員実践研究発表会において、「ハートフルメッセージ」と称する職場環境改善活動によって「会場賞」を受賞しました。コロナ禍において、職員のストレス軽減やコミュニケーション向上に寄与する取り組みが高く評価されたのです。

コロナ禍のケアワーカーとストレス



新型コロナウイルスの影響により、介護施設で働くケアワーカーは通常の業務に加え、感染症対策を行う必要があり、心身ともに疲弊しています。このようなストレスフルな環境では、職場内での人間関係の悪化や精神面での不調を招くことがあります。そこで、同財団が実施したアンケート調査では、職員がストレスを軽減するために役立つことは「同僚との何気ない会話」や「利用者、そしてその家族からの感謝の言葉」であることが分かりました。

「ハートフルメッセージ」の取り組み



佐倉「ゆうゆうの里」では、職員間のコミュニケーション向上のため、情報共有のボードを設置しました。そのボードを用いて、感謝の気持ちや助け合いの精神を育む『ハートフルメッセージ』という活動を開始したのです。この活動は、職員が互いに「してもらって嬉しかったことや感謝したいこと」を掲示する方式を取り入れています。

具体的な活動の成果



『ハートフルメッセージ』を実施することで、職員たちは日常業務の中で互いの努力を認め合い、「ありがとう」と感謝の気持ちを表現する機会が増えました。これにより、職員同士のコミュニケーションが活性化し、職場の雰囲気も良好になります。具体的な成果には、以下があります。
  • - 職員が心の安定を得ることができた。
  • - 同僚との会話が増え、意見交換を通じてサービス向上に繋がった。

職員の体験談



この活動を通じて多くの職員が感動したというエピソードがあります。一人の職員は、以前は避けていた同僚からのメッセージを受け取ったことで、自分が認められていると感じ、これを機に自ら相談を持ちかけるようになったといいます。

他の職員も「ハートフルメッセージ」について、感謝の気持ちを多くの人に伝えられることに満足感を得ており、職場のコミュニケーションが深まったことを実感しています。

今後の展望



今回の「ハートフルメッセージ」を実施を受けて、職員のモチベーションは向上し、チームワークが強化されたと、多くの声が集まりました。これにより、入居者へのサービスの質も向上すると期待されています。「ゆうゆうの里」は今後もこのプログラムを継続し、高齢者に対する愛情あふれる支援を行っていく所存です。

施設情報



  • - 所在地: 千葉県佐倉市鏑木町270-1
  • - 施設概要: 総戸数379戸、入居者446名

日本老人福祉財団は、高齢者が自分らしい暮らしを実現できるよう、「梦と希望にチャレンジする自分らしい暮らし方」を追求していきます。職員一同、日々のサービス向上に努めてまいります。

会社情報

会社名
一般財団法人日本老人福祉財団
住所
東京都中央区日本橋堀留町1-7-7MID日本橋堀留町ビル5F
電話番号
03-3662-3611

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