小豆島発の古民家再生プロジェクト
香川県高松市に本社を構えるRe. Asset DAO合同会社が手掛ける古民家の再生プロジェクトが、中小企業庁の研究会資料において「ローカル・ゼブラ企業」の一例として紹介されました。このプロジェクトは地域社会の課題解決と経済活性化の両立を目指し、特に注目される取り組みとなっています。
「ローカル・ゼブラ企業」とは
中小企業庁が提唱する「ローカル・ゼブラ企業」は、地域社会に根差しながらも持続可能な経済をつくる企業を指します。Re. Asset DAOは、その理念に基づき構築された新たな資金調達スキームを通じて、地域の遊休不動産を有効活用する試みを進めています。特に、収益実績がなく担保価値も低いために再生が断念されていた古民家の再利用に成功しています。
DAOによる資金調達の仕組み
Re. Asset DAOは、社員権トークンを通じて国内外の投資家から資金を集める仕組みを構築しています。このトークン発行により、これまで見捨てられていた100年以上の歴史を持つ古民家を刷新し、宿泊施設「囲み宿こわね」としてオープンしました。この施設は、出資者に対して利益の分配と宿の使用権、さらには運営への投票参加といった新しい体験を提供しています。
資金調達は、地域のコミュニティからの支持を得ることが重要です。約600名が集うコミュニティを形成し、地域住民や商店、さらには国内外の投資家と連携することで、地域の資源を最大限に生かした再生プロジェクトが推進されています。
地域への影響と発展の可能性
このプロジェクトは小豆島に限らず、全国の古民家や廃校、遊休公共施設に応用可能です。実際に、他の地域の自治体や金融機関と協力しながら、地域資産の再生に向けた新しいビジネスモデルを模索しています。これにより、地域経済の持続可能性が向上し、地域住民の生活にも明るい未来をもたらすことが期待されています。
連携の呼びかけ
Re. Asset DAOでは、このようなスキームの導入に興味を持つ自治体や金融機関、企業との連携を積極的に呼びかけています。遊休不動産に関する知見を共有し、共同での取り組みを進めることで、地域全体の価値を向上させることが目標です。興味のある方は、ぜひ連絡をしてみてください。
代表コメント
代表の山田健太郎氏は、「私たちの取り組みがこのように評価されたことを光栄に思います。古民家のような地域資産を再生するためには、共感をもった人々からの資金が必要です。宿は単なる所有物ではなく、仲間とともに育てていくものです。全国にはまだ多くの再生が求められる資産が存在しています」と語ります。
イベント情報
山田氏は2026年9月11日に開催されるカンファレンス「NEXT SETOUCHI in HIROSHIMA」に登壇し、地域ビジネスの共創に関するセッションを行います。こちらに参加することで、より具体的な取り組みについての情報を得ることができるでしょう。
会社概要
Re. Asset DAO合同会社は、2024年に設立され、地域遊休不動産の再生や運営に注力しています。詳細な情報は、
公式ウェブサイトをご覧ください。興味がある方は、ぜひお問い合わせください。
このように、小豆島を舞台としたAutonomous Decentralized Organization(DAO)の取り組みは、地域経済の未来に新たな風をもたらすものとして期待されています。地域課題解決に向けたこのモデルが、他の地域でも広がっていくことが望まれます。