クリーンプラネット、量子水素エネルギーの社会実装を加速
株式会社クリーンプラネットは、次世代のクリーンエネルギー技術である量子水素エネルギーの社会実装を本格的に加速するため、肥銀キャピタル株式会社との間で約5億円の資金調達に合意しました。この資金調達は、同社がこれまで蓄積してきた研究成果や商用化準備の進展が高く評価された結果であり、事業拡大への重要な一歩となります。
変革期のエネルギー需給構造
最近、生成AIの急成長や半導体製造の高度化、AIデータセンターの増加が進む中で、世界の電力と熱需要は急速に増加しています。そのため、安定したエネルギー供給、脱炭素、経済性の三つを同時に実現するベースロードエネルギーの確立が、産業界や政策立案者によって求められています。
クリーンプラネットが開発した量子水素エネルギーは、CO₂を排出せず、必要な水素量が極めて微量で、安全性と連続運転性が高いため、産業用途での関心が急増しています。この技術は単なる「理論」ではなく、実装可能な「現実解」として登場しました。
10年以上の研究開発と商用化
クリーンプラネットは2015年から東北大学と共同研究を行い、基礎研究を重ねてきましたが、2020年以降は量産と実装に向けた商用化フェーズに移行しています。すでに、35か国で128件の特許を取得しており、技術面及び知的財産の両方で強固な参入障壁を築いています。今後、クリーンプラネットは日本発の次世代エネルギー技術として、グローバル市場への展開を目指しています。
肥銀キャピタルによる投資の意義
今回の資本参加は、地域金融グループの肥銀キャピタルが、技術の実現性や商用化の可能性、市場のポテンシャルを総合的に評価した結果です。この評価に基づき、クリーンプラネットは今後の成長段階に向けた資本・事業戦略を推進していきます。
具体的には、実証及び量産体制の強化、国内外のパートナーとの連携拡大、そして複数の産業領域への展開を進める予定です。
代表取締役社長のコメント
株式会社クリーンプラネットの代表取締役社長、吉野英樹は、「肥銀キャピタルからの戦略的なご参画を賜り、我々の研究と商用化の取り組みが客観的に評価され、大きな励みとなっています。量子水素エネルギーは日本発の技術で、世界のエネルギー構造を変える力を持っています。今回の資本参加を契機にさらなる社会実装とグローバル展開を加速させます」と述べています。
クリーンプラネットの概要
- - 代表者: 吉野 英樹
- - 所在地: 東京都千代田区丸の内一丁目 5番 1号 新丸の内ビルディング10階
- - 設立: 2012年9月
- - 資本金: 3億6,448万円 (資本剰余金: 14億3,056万円 2026年1月末現在)
- - 主要事業: 量子水素エネルギーを活用した産業及び社会インフラ向けのクリーンエネルギーシステムの商用開発、導入及び量産展開
- - Webサイト: クリーンプラネット