「突端フェス」とは?
青森県八戸市の沖合に位置する大間崎は、本州最北端にある美しい観光地です。この地にある「大間埼灯台」とその周辺の自然をうまく活用し、地域の魅力を引き出す新たなプロジェクトが始まります。「しろくろ灯台とシンクロするべ!」と題されたこのプロジェクトは、2024年9月15日(日)に開催される「突端フェス」のスタートとして位置付けられています。
このイベントは、大間埼灯台利活用コンソーシアムによって実施されます。日本財団の「海と日本プロジェクト」の助成を受け、地域の海の記憶や文化を掘り起こし、国内外の人々をつなげる機会を生み出すことを目指しています。
どうして大間埼灯台?
大間埼灯台は無人島・弁天島に立地し、その白黒の模様は観光名所としての存在感を放っています。灯台は重要な航路の安全を守る役割を担い、日本の灯台50選にも選ばれています。ただ、アクセスには課題があり、観光資源としての活用が難しい状態でした。そこで、このプロジェクトでは大間崎の魅力を再発見し、観光資源としての役割を強化することが求められています。
突端フェスの詳細
2024年9月15日(日)の「突端フェス」は、地域の人々や観光客が大間埼灯台と弁天島の周辺を楽しむためのイベントです。フェスは午前11時からスタートし、様々なプログラムが用意されています。
プログラム内容
1.
シンクロクルーズ : 釣り船に乗って弁天島周辺を周遊し、灯台の美しさを海から体感します。
-
実施時間 : 11:00発/13:00発/14:30発
-
参加条件 : 当日申込受付(10:00開始)
-
実施期間 : 9月14日〜16日
2.
灯台とシンクロフード : 大間崎エリアの飲食店が参加し、灯台にちなんだメニューを販売します。
-
一部メニュー例 : しろくろマグカレー、しましま海鮮丼、大間牛の串焼きなど
3.
シンクロステージ : 歌や演奏、ダンスを楽しむステージイベント。地域の伝統と文化を体感できます。
-
スケジュール : 13:00~18:00(雨天・荒天時中止)
4.
シンクロ撮影会 : 白黒模様のTシャツやタオルを身に着けた参加者700人が、灯台をバックに集合し、記念撮影。
-
集合時間 : 15:30
イベント参加方法
参加は予約不要で、当日会場に直接お越しいただけます。既存の観光客や地域住民とともに、灯台と大自然を満喫できるこの貴重な機会をお見逃しなく!
プロジェクトの背景
大間埼灯台利活用コンソーシアムは、このイベントを通じて灯台の価値を多面的に調査し、持続可能な観光資源としての新たな活用法を探っています。また、灯台を中心に地域の海の文化を大切にし、次世代へと継承していく試みもしています。
もっと海と灯台に親しむきっかけを得られる「突端フェス」。大間崎の風景とともに、すばらしい体験をぜひ楽しんでください!