新たな飲酒リスク管理ツール「AUDITクラウド」とは
近年、職場の飲酒リスクが再注目されています。特に運輸業界では、アルコールチェックが法律で義務化されるなど、飲酒管理の重要性が高まっています。しかし、これまでのアルコール検知器を使ったチェックでは、その瞬間の呼気にしか焦点が当てられず、日常的な飲酒の習慣や依存傾向などの見えないリスクには対処できていませんでした。
こうした課題の解決に向けて、東海電子株式会社が新たに開発したのが「AUDITクラウド」です。このサービスは、WHOが開発した「AUDIT(Alcohol Use Disorders Identification Test)」を基にしており、従業員が設問に回答することで、自分の飲酒習慣を数値化し、客観的に評価できる仕組みを提供します。
AUDITクラウド開発の背景
飲酒リスクは目には見えづらいものです。多くの業界には、職場でのアルコール使用に関する明確なルールがありますが、実際には多量飲酒や依存の兆候が潜んでいることが多いのです。AUDITクラウドは、こうした見えないリスクを可視化することに特化しています。従業員の健康を支えつつ、管理者が適切にサポートできる環境を整えることで、より安全な職場作りを目指しています。
AUDITクラウドの特徴
1.
長期的な飲酒習慣の計測: AUDITクラウドは従業員が自分自身の飲酒習慣を簡単に可視化できます。これにより、従業員は自分の飲酒の傾向を把握し、適切な対策を検討するための第一歩を踏み出せます。
2.
個別アドバイスの自動提供: システムはスコアに応じたアドバイスや教育動画も自動で提供します。これにより、自分の状況を理解し、必要な行動を適切に改善するための知識を身につけることが可能です。
3.
早期発見機能: ストレスや健康リスクを早期に発見し、従業員が抱える悩みをいち早く解決するサポートを行います。
4.
管理の手間を削減: クラウドサービスであるため、データ管理や運用の負荷を最小限に抑えつつ、アクセスが可能となります。これにより、企業の管理者も気軽に導入できるのが大きな魅力です。
提供スタートと料金
「AUDITクラウド」は2025年9月24日にサービスを開始し、年間利用料は7,700円(税込)です。最大1000名まで利用可能なので、大規模な企業でも導入しやすいのが特徴です。導入に関する詳細情報は、特設サイトをご確認いただければと思います。
AUDITクラウド特設サイト
企業の社会的責任
東海電子は、点呼機器やアルコール検知器の開発・販売を通じて、社会に「安全」「安心」「健康」を提供する企業です。今後もテクノロジーを活かした新サービスを通じて、業界をリードし続けるでしょう。
さらに詳しい情報は、
東海電子のコーポレートサイトを訪れてみてください。