阪急阪神エクスプレス、アフリカ進出企業のための物流サービスを発表
実業界の注目が集まる第9回アフリカ開発会議、TICAD9が2023年8月20日から22日までパシフィコ横浜で開催されます。阪急阪神エクスプレス(本社:大阪市北区)がこの重要なイベントに参加し、アフリカ市場に進出する企業を支える物流サービスを紹介することが明らかになりました。このイベントは、独立行政法人日本貿易振興機構(JETRO)が主催し、日本の優れた技術や製品、サービスを磨きをかけて国内外へアピールするための絶好の機会となります。
TICADは、1993年から日本政府が主導する国際会議で、アフリカの開発問題を広く協議し、国際的な協力を促進する場として知られています。TICAD9には150社以上の企業や機関が参加し、Japan Fair、Africa Lounge、イベントステージなどのプログラムが組まれる予定です。阪急阪神エクスプレスは、2019年に行われたTICAD7に続く出展となるJapan Fairにてブースを設け、アフリカ進出企業に向けた現地密着の物流ソリューションを紹介します。
特に注目されるのは、同社の子会社であるINTRASPEED社との連携です。INTRASPEEDは南アフリカとケニアに拠点を持ち、アフリカ各国へのDoor Deliveryサービスを提供する能力を誇っています。さらに、アフリカ特有の物流リスクに対する実務対応力も強みとしており、特に近年では大型倉庫をカバーするネットワークを構築し、航空および海上貨物の通関・保管・配送を一貫して実施できる体制が整っています。
また、8月20日にはイベントステージにて、アフリカ地域の物流課題をテーマにしたパネルディスカッションも行われます。初代南アフリカ駐在員やINTRASPEED社の役員を含む3名の専門家が、アフリカ各地における物流の現状やリスク、企業が物流パートナーを選定する際の重要なポイントについて議論します。実際の事例を交え、現地での物流の実情を具体的に解説する予定です。
阪急阪神エクスプレスは、アフリカ市場への門戸を開き、企業の支援を通じて新たなビジネスチャンスを創出することを目指しています。ブース番号はA42で、ビジネス関係者はぜひ立ち寄り、未来の物流サービスの可能性について直接話を聞いてみてください。イベントステージでは、2023年8月20日(水)の14:00から14:45まで登壇します。さまざまな課題や解決策について熱い議論が交わされることが予想され、業界関係者のみならず、アフリカ市場に興味のある方々にとっても貴重な機会です。
阪急阪神エクスプレスは、グローバルな視点からアフリカビジネスと物流に対する新たなアプローチを見いだし、企業の成長に寄与していくことを目指します。アフリカ開発の未来に向けて、新たな一歩を踏み出すチャンスがここにあります。