レバウェル保育士が新たな情報サイトをリリース
2025年6月2日、レバウェル株式会社が運営する求人・転職サービス「レバウェル保育士」は、保育士や幼稚園教諭のための情報サイト「保育士向けお役立ち情報」をオープンしました。この新しいプラットフォームは、保育士が必要な情報を簡単に得られるように設計されており、キャリア形成をサポートすることを目的としています。
現状の課題
近年、女性の就業率が上昇する中、保育施設の需要も増加しています。こども家庭庁が推進する「新子育て安心プラン」に基づき、保育施設の整備が進められており、この流れで保育士の需要は高まっています。しかし、現在の保育士の有効求人倍率はなんと3.78倍と、他の職種の1.34倍を大きく上回っており、人材不足が深刻な問題として浮き彫りになっています。また、2026年度には「こども誰でも通園制度」が導入される予定で、保育士の確保は急務です。
こうした社会背景を踏まえて、「レバウェル保育士」は保育士の職場マッチングを支援するため、特化したアドバイザーを配置し、職場環境の最適化を図り続けています。
情報収集の難しさ
転職の際、保育士の方々はキャリアパスや働き方に関する具体的な情報を得にくい状況にあります。給与や勤務時間、福利厚生の詳細が不明なまま転職を進めることが多く、結果として入職後にリアルな状況にギャップを感じたり、ミスマッチが生じることも少なくありません。さらに、業務が忙しいため、自己のキャリアについて考える時間すら取れない現状があります。
新たな支援の試み
このような問題を解決するために、レバウェル保育士が新たに立ち上げた「保育士向けお役立ち情報」では、転職情報の提供にとどまらず、仕事の内容や具体的な働き方、資格取得情報まで広範な情報を提供します。この情報サイトでは、保育士の方々が直面する労働条件の不安や職場環境への疑問に対しても、丁寧にサポートを行います。これによって、保育士自身が主体的に働きかけを行い、キャリア形成に向けた一歩を踏み出せるようになります。
サイトの概要
「保育士向けお役立ち情報」は、保育士のための転職ノウハウ、業務環境、給与事情、他にも行事や工作アイデアなど情報豊かな内容で構成されています。この情報サイトは、保育士の「働く」に役立つ情報を幅広く発信し、保育士一人ひとりのキャリアをしっかりと支えることを目指しています。
業界における情報格差を解消し、保育士が求めるリアルで役立つ情報を集約することで、より良い職場環境の確保を図る狙いがあります。
レバウェルについて
レバウェル株式会社は、日本の医療、福祉、ヘルスケア業界で人材関連事業およびSaaS事業を提供し、「この国のウェルネスを支える」をビジョンに掲げています。超高齢社会においての労働力不足への対策と、誰もが安心して医療や福祉サービスを受けられる社会を形成すべく、様々な取り組みを行っています。
今後も「レバウェル保育士」としましては、質の高い情報提供と現場でのニーズに沿った支援を続け、保育士の皆様にとって実践的かつ有益なリソースとなることを目指します。