トータテがRootを傘下に
2022-07-07 11:00:12
トータテグループが農業体験アプリ開発のRootを傘下に迎え、ライフスタイル提案を強化
トータテグループが株式会社Rootを傘下に
グループ会社の意義
株式会社トータテホールディングスは、この度株式会社Root(以下、Root)をグループ傘下に迎えることを発表しました。この動きは、トータテグループが目指す多様なライフスタイルの提案をより強化することを目的としています。Rootは2017年に設立され、農業現場のデジタル化を進めるチャレンジを続けてきた企業です。グループ全体として、住宅関連事業だけではなく、農業や地域活性化にも目を向けることで、より包括的なライフスタイル提案が可能になります。
トータテグループの背景
トータテグループは1962年の創業から、マンションや戸建住宅の開発・販売、管理を中心に事業を展開してきました。近年、家庭の形や働き方が多様化する中で、顧客からの住まい以外のライフスタイルに関する提案が求められるようになりました。これに応じて、広島の雑貨や食品を取り扱うセレクトブランド「HIROSHIMA GOOD THINGS」を設立し、暮らしに密着したビジネスを展開しています。
Rootの役割
Rootは、リアルとバーチャルが融合した新しい農業体験を提供する「スマート体験農園システム」を開発。特に注目されるのが、農業体験アプリ「ROOT FARM」やスマートグラス用の農作業補助アプリ「Agri-AR」です。このシステムを通じて、ユーザーは常にどこからでも畑を楽しむことができるようになります。
市場への影響
トータテグループの傘下に入ることで、Rootは地域のライフスタイル提案を豊かにするだけでなく、農業分野における担い手不足という重要な社会課題の解決にも貢献できると考えています。今後、中四国・九州地方へのサービス展開を進める方針です。また、2027年までに200農園・2,000ユーザーの利用を想定し、Agri-ARの早期事業化も進める予定です。
代表者のコメント
トータテホールディングスの代表取締役社長、川西亮平氏は「住まいの提案だけにとどまらず、暮らし全体に寄り添う存在であることが我々の使命」と述べ、Rootのサービスを通じて自然とのふれあいを大切にした新しいライフスタイルに期待を寄せています。また、Rootの代表取締役CEO、岸圭介氏も「地域活性化に繋がる新たな体験サービスを確立し、社会的な価値を提供する」と意気込みを語りました。
まとめ
トータテグループがRootを傘下に加えることで、農業体験のデジタル化が進み、新しいライフスタイルの提案が可能になります。地域への貢献と発展を目指し、両社でのシナジー効果が期待されます。今後、地域に密着した事業展開が進むことで、より多くの人々が豊かな暮らしを享受できるようになるでしょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社トータテホールディングス
- 住所
- 広島県広島市中区国泰寺町2-4-7トータテ本社ビル
- 電話番号
-
082-258-1605