投資意識の変化
2025-02-26 11:20:06

ビジネスウーマンの投資意識が10年で大きく変化!

ビジネスウーマンの投資デビューと意識の変化



2025年、スパークス・アセット・マネジメント株式会社が実施した「ビジネスウーマンの投資デビュー・投資スタイルに関する調査」が、ビジネスウーマンたちの投資に対する意識の変革を明らかにしました。この調査は2025年の国際女性デーの50周年を迎えるにあたり、10年前と比較してどのような変化があったのかを探るために行われました。

調査内容と方法



調査は2025年1月10日から1月14日にかけて、全国の20歳から59歳のビジネスウーマン1,000名を対象にインターネットを通じて実施されました。

サンプル調査の性質上、全ての実態を反映したものではない点に留意が必要ですが、多様な意見が集まりました。

ビジネスウーマンの投資デビュー状況



調査の結果、ビジネスウーマンのおよそ41%が既に投資デビューしていることが明らかになりました。この数字は2015年の21%から20ポイントの大幅上昇を示しており、投資への意識が高まっていることが伺えます。

さらに、投資デビューを果たした女性たちの年間平均投資額は191万円であり、特に50代の女性ではその額が256万円に達しています。これらの結果は、働く女性たちが経済的自由を求め、資産運用に対する理解が深まった証拠でもあります。

投資における利益と損失



調査対象者の74%が、昨年の投資損益がプラスになったと回答しており、中央値の利益額は20万円です。この数字は、投資への関心が高まっているだけでなく、実際に利益を上げている女性が多くいることを示しています。

フィンフルエンサーの影響



最近のトレンドとして、フィンフルエンサーの投稿が投資判断に影響を与えたと回答したビジネスウーマンは37%に上ります。特に30代の女性では49%が「影響を受けた」と認識しており、SNSが投資判断においても重要な役割を果たしていることが浮き彫りになっています。

株主優待への関心



投資をする上で、企業を選ぶ際の基準として、株主優待に興味を持つビジネスウーマンが多いことも注目すべきポイントです。調査の結果、実際に「オリエンタルランド」が最も株主優待を受けたい企業としてランクインし、次いで「イオン」が続きました。これらの企業が提供する優待が女性たちの投資判断に寄与していることは明らかです。

まとめ



全体的に見ると、ビジネスウーマンの投資環境はここ10年で大きく変化しました。投資デビューを果たした人の割合が増え、SNSの普及と共に情報源が多様化する中で、彼女たちの投資スタイルも柔軟性を持つようになっています。今後もこの傾向が続くことが期待され、ますます多くのビジネスウーマンが投資界で活躍する時代が訪れるでしょう。


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会社情報

会社名
スパークス・グループ株式会社
住所
東京都港区港南1-2-70品川シーズンテラス 6階
電話番号
03-6711-9100

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