増加するケーブル盗難の現状
近年、全国でケーブル盗難被害が急増しており、2024年の上半期だけで4,161件が報告されています。特に関東地方、ほかに茨城、栃木、群馬、千葉の各県での被害が目立ち、茨城県内だけでもその損害は2億7,000万円に達します。この深刻な状況に多くの太陽光発電施設のオーナーが悩まされています。
太陽光発電施設における盗難事情
太陽光発電施設は無人で稼働していることが多く、盗難対策には限界があります。そこで、警察の警戒が強まる一方、盗難団体は年々手口を巧妙にし、短時間で盗難を行う傾向があります。特に、手の届きやすいケーブルがむき出しになっているため、犯行は容易になっています。監視カメラや人感センサーを導入するなど対策を講じても、犯人がこれらを事前に壊してしまうことが多く、安心できる環境とは言えません。
「サンキーパー」の登場
このような状況を受け、株式会社アースコムでは特許出願中の革新的な防犯機器「サンキーパー」を開発しました。「サンキーパー」は、高さ3メートルの金属カバーでできており、これにより窃盗団が近づくこと自体を困難にする効果があります。金属カバーがケーブルの所在を隠すことで、盗むために必要な時間が大幅に増加し、盗難の確率を下げることができます。
「サンキーパー」に使用されるスーパーダイマという特殊金属は、通常の約30倍の耐久性を誇り、環境に左右されずに長期間防犯機能を果たします。また、開口部を設けることで電力会社のメンテナンス作業も容易に行えるよう工夫されています。
盗難防止対策の実績
「サンキーパー」を設置した施設では、盗難被害がゼロになったという実績もあります。警察や保険会社の意見を取り入れ、より効果的な防犯策が講じられています。さらに、導入すると盗難被害の免責額が20万円まで軽減されるため、オーナー様の負担を大きく減らすことが期待できます。万が一壊されても製品代金を全額返金する制度を設けており、安心して利用することができます。
PV EXPOでの紹介
「サンキーパー」は2024年10月2日から4日まで幕張メッセで行われる『PV EXPO 太陽光発電展』に初めて出展されます。大澤輝行が行うセミナーでは、この機器についての詳細な説明も行われる予定です。興味のある方は是非参加してみてはいかがでしょうか。
会社情報
株式会社アースコムは、再生可能エネルギーの促進を目指し、6000以上の産業用太陽光発電設備を手掛けています。本社は埼玉県越谷市に位置し、安定した品質で信頼されるサービスを提供しています。随時、各種問い合わせにも対応していますので、何か疑問点があればお気軽に連絡してみてください。