岡山大学がJUEMUN 2024に参加
2024年6月28日から30日にかけて、ノートルダム清心女子大学で開催された「第15回日本大学英語模擬国連(JUEMUN 2024)」に、岡山大学から10名の学生が出場しました。このイベントは、日本国内の大学生が国際的な課題を討論する貴重な機会として知られています。岡山大学は、リーダーシップを発揮する学生とともに、持続可能な開発というテーマで積極的に議論を展開しました。
出場した学生のうち3人は会議の議長を務め、残りの7人は各国の代表として参加しました。彼らが担当した国は、グレナダ、リベリア、リトアニアでした。岡山大学の学生は、会議を通じて各国の視点を提示し「持続可能な開発のための教育(Education on Sustainable Development)」についての理解を深めました。
学生たちは国際的な政策についての討論やスピーチを行い、他大学から参加した学生とともに決議案の作成にも携わりました。こうした体験は、彼らの国際感覚や批判的思考力を一層高めることに寄与したでしょう。
岡山大学の出場者
参加した岡山大学の学生には、様々なバックグラウンドを持ったメンバーが揃いました。議長を務めたのは、グローバル・ディスカバリー・プログラムに所属する伊傳菜友子さん、ミャンマー出身のLin Thu Kha Htaikさん、ポーランド出身のBianca Walczak-Coelhoさんです。彼らは強いコミュニケーション能力と発表力を生かし、円滑に議論を進めました。
また派遣団のメンバーには、文学部の筒井寛太郎さん、工学部の越智勇翔さん、薬学部の先生真衣さんなど様々な学部から選ばれた学生が参加しました。この多様な背景が、議論をさらに豊かにしました。
JUEMUN 2024には、世界の18ヵ国から13大学の163人の学生が集まり、競い合いながらも協力し合う貴重な経験を共有しました。
今後の期待
地域の中核的な研究大学としての岡山大学の取り組みに、今後も注目が集まります。持続可能な開発目標(SDGs)に向けた教育活動は、学生たちの国際的な視野を広げ、社会貢献の意識を高める重要な要素となっています。岡山大学は、各種プログラムを通じて次世代のリーダーを育成し、国際社会で活躍できる力を養っています。
今後も、岡山大学が新たな挑戦を続け、地域社会や世界への貢献を続けていくことに期待が寄せられます。