トレンドExpress資金調達
2019-10-29 11:01:42
トレンドExpressがシリーズBラウンドで7億円調達、日本企業のグローバル展開を支援
トレンドExpressがシリーズBラウンドでの資金調達を発表
トレンドExpress社が最新の資金調達ラウンドにおいて、7億円を調達したことを発表しました。これにより、同社の過去累計調達額は12.8億円に達しました。この資金は、日本企業のグローバル展開を支援するために活用される予定です。
投資家の視点
日本郵政キャピタルの常務取締役である前川雅彦氏は、「日本の人口縮小という現状を考慮し、中国市場への進出を支援するトレンドExpressには大きな期待を寄せている」と述べています。彼は、同社がグローバルに日本企業が進出する際に不可欠な存在になるという信念を表明しました。さらに、トレンドExpressが業界トップの実績を持ち、事業成長を続けていることも評価されています。
一方、DNX Venturesのマネージングディレクターである倉林陽氏は、トレンドExpressのビッグデータ分析技術を核としたマーケティングサービスが急成長していると指摘しました。彼は、今回の資金調達によって、事業のさらなる成長だけでなく、新たなサービスのリリースにも期待を寄せています。
経営者のコメント
トレンドExpressの代表取締役社長、濱野智成氏は、最新の資金調達により新たな投資家を迎え入れたことを喜び、「日本企業がグローバル市場で勝つために全力を尽くす」と語りました。日本の人口減少がもたらす影響を踏まえ、彼は企業の国際展開をサポートすることが今後のミッションであると強調しました。
資金調達の背景
日本企業は、人口縮小社会の中で外需を取り込むため、グローバル展開の加速が求められています。トレンドExpressは、急成長しているインバウンド消費市場や越境EC市場を日本企業が効果的に利用できるよう支援することを目的とし、今回の資金調達を行いました。同社は、設立以来、日本企業300社の中国市場進出を支援してきた実績を持ち、そのノウハウを活かしてさらなる成長を目指します。
最近の事業状況
設立から8年が経つトレンドExpressは、消費者のニーズをビッグデータを用いて分析し、消費者インサイトに基づくマーケティングを行っています。また、越境ECサービス「越境EC X(クロス)」を運営し、中国市場でのマーケティング活動を支援しています。さらに、古い概念に囚われない新しい市場の開拓を目指して、OMO市場にも参入しています。
世界の趨勢
OECDが発表したデータによれば、今後中間所得層の消費シェアはアメリカやヨーロッパからアジアへとシフトしていくことが予測されています。特に中国やインドに注目が集まっている中、トレンドExpressは、中国の消費者ビッグデータを駆使して日本企業の成功を支援している立場にあります。今後は、中国のみならず、他のアジア諸国への進出支援にも取り組む構えです。
会社概要
トレンドExpressは、東京都千代田区を本拠地に置き、ソーシャルビッグデータを駆使したマーケティングサービスを提供しています。自社のプラットフォームを活用し、国際市場における日本企業の競争力を高めることを目指しています。今後のさらなる成長に期待が寄せられています。
会社情報
- 会社名
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株式会社NOVARCA
- 住所
- 東京都千代田区神田錦町2-2-1KANDA SQUARE11階(Wework内)
- 電話番号
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03-6261-6935