9月29日に国立代々木競技場で行われた『K-1 WORLD MAX 2024』は、熱い戦いの連続で、数々のドラマが生まれました。タフな選手たちが一堂に会し、王座決定トーナメントやタイトルマッチなど、多彩なカードが組まれました。大会はまさに格闘技ファンにとってたまらない内容でした。
大会のハイライト
今大会の目玉となったのは、K-1 WORLD GPスーパー・ライト級王座決定トーナメントと複数のタイトルマッチです。特に注目されたのは、ヨードクンポン・ウィラサクレック選手が2-0の判定で勝利し、新たに王者となった瞬間です。彼の対戦相手は“ミスター・パーフェクト”こと稲垣柊選手で、これまでの連続KO勝ちの実績を持つヨードクンポンはその期待に応える試合運びを見せました。両者は早い段階から激しい蹴り合いを繰り広げ、特にヨードクンポンの強力なハイキックが印象的でした。
また、K-1 WORLD GPクルーザー級のタイトルマッチでは、リュウ・ツァー選手が激闘の末にタイトルを防衛。彼の戦いはアグレッシブで、サッタリ選手との攻防が会場を大いに沸かせました。両者の接近戦は迫力満点で、観客は手に汗握る瞬間を体験しました。