短編映画『NOVA』
2025-04-24 15:56:06

袴田吉彦出演の短編映画『NOVA』が国際映画祭にノミネート

短編映画『NOVA』、国際映画祭への出品



袴田吉彦が出演する短編映画『NOVA』が、米国アカデミー賞公認の「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア」にノミネートされ、注目を集めています。本作は、2025年に上映される予定で、群馬県大泉町を舞台にした社会派ドラマです。

物語の背景



映画『NOVA』では、急速に進化するAI技術や労働環境の変化による影響を受ける親子の姿が描かれています。日系ブラジル人のジェシカは、AIに仕事を奪われたイラストレーターであり、長年の職を失った父カルロスと共に、職を求めての旅に出ます。彼らの葛藤と成長を通じて、現代社会における生きる意味やルーツへの向き合い方が繊細に表現されています。

キャストのコメント



主演のジェシカ役を務める西村カロリナは本作が映画初主演であり、大泉町出身として故郷の地での演技に特別な思いを抱いています。「初めての演技で不安が多かったけれど、監督やスタッフのおかげで楽しい撮影期間になりました」と語る彼女は、作品が多くの人々に観られることを楽しみにしています。

また、カルロス役の北原ジョゼも、実際に移民としてのバックグラウンドを持ち、役柄にリアリティと深みを与えています。

さらには、袴田吉彦が演じた「橘太一」役は、限られた時間の中でも、監督やスタッフとの意見交換ができ、充実した経験だったと振り返ります。彼はこの作品を通じて、役者としての成長を感じ取ったと言います。

制作の背景



『NOVA』は1年以上のリサーチを経て誕生し、地域住民との交流を通じて大泉町の人々の声を丁寧に描くことが目指されています。この町は多文化共生の先進地として知られ、人権擁護に関する条例を全国で初めて制定した場所です。映画は、町の魅力や課題を伝えることを重視しています。

映画祭での評価



アジア最大級の国際短編映画祭での初上映となる『NOVA』は、現代の変化を反映した作品として、どのような評価を受けるのか注目が集まっています。監督の寺田悠真は、ノミネートについて「この歴史ある映画祭に選ばれたことは、大変光栄です。映画を観た後にキャラクターたちに会いたくなってくれれば嬉しいです」とコメントしています。

作品情報



  • - タイトル: 『NOVA(ノヴァ)』
  • - 出演: 西村カロリナ、北原ジョゼ、袴田吉彦、山田キヌオ、ブンシリ
  • - 監督・脚本: 寺田悠真
  • - 企画・製作: SAUNA Inc.
  • - プロデューサー: 山口大介、三浦由貴
  • - 撮影監督: キム・ジンヒョン
  • - 美術・装飾: 小林宙央
  • - 公式サイト: (リンク)

群馬県大泉町の魅力を発信しつつ、社会の問題を掘り下げた短編映画『NOVA』には、今後ますます注目が集まることでしょう。是非、上映を楽しみにしていてください。


画像1

画像2

画像3

画像4

会社情報

会社名
株式会社サウナ
住所
東京都港区浜松町2-2-15 浜松町ダイヤビル2階
電話番号

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。