冬のキャンピングカー旅行
2013-02-04 11:00:12

冬でも楽しむキャンピングカー旅行の実態と魅力を徹底解析

冬のキャンピングカー旅行が注目される理由



近年、キャンピングカーを利用する人たちの冬場の旅行が注目されています。オートキャンプ協会が実施した調査では、冬から春先にかけてのキャンピングカー利用が盛況であることが浮き彫りになっています。2012年11月から12月にかけて行われたこの調査で、133票の回答を分析したところ、最も多かったのは「3~5回」の旅行予定で、33.8%を占めていました。

続いて「1~2回」が30.1%、そして「6回以上」が26.3%という結果になり、全体の60.1%が、寒い季節にもかかわらず、積極的にキャンピングカー旅行を楽しむ意欲を見せています。この数値は、キャンピングカーの優れた断熱性や耐寒性が影響していることを示しています。この特性が、冬の旅行を快適にしているのです。

特に、オートキャンプ協会が発行した『オートキャンプ白書2012』によると、テントキャンプを行う人々の活動は主に5月から10月に限られている一方で、キャンピングカーは冬でも快適に使用できるため、このような傾向が形成されていると考えられます。

誰と行く?旅行者のスタイル



調査では旅行に同行する人数も確認しました。「夫婦2人」が53%でトップとなり、その後に「家族(夫婦2人の他)」が32.8%。同白書でも「夫婦2人旅」が56.9%を占めるというデータがあり、ここでも類似の傾向が確認されました。

最近注目されているのは「一人旅」の増加です。今回の調査では8.2%が「一人」と答え、3番目の選択肢として浮上しました。キャンピングカーの自由な移動スタイルが、一人旅を後押ししているのでしょう。この傾向は他の旅行調査でも見られ、特に20代から30代の男性の一人旅が増加しています。

冬の楽しみ、親子旅行



さらに、家族でのキャンピングカー旅行の増加も見逃せません。成人した子供が親を連れて行く「孝行旅行」の傾向が見られ、世代を超えた旅行スタイルが広がっています。『キャンピングカー白書2012』では、「親、子ども、孫」の3世代での利用が増加していることが言及されており、キャンピングカーが家族の絆を深める手助けをしていると言えます。

迫るイベント『ジャパン・キャンピングカーショー2013』



こうした背景を受けて、国内最大のキャンピングカーイベント『ジャパン・キャンピングカーショー2013』が近づいてきています。2月8日から11日まで千葉県の幕張メッセで開催され、多数の出展が予定されています。前回の来場者10万人を超える規模は記録的でしたが、今年も更なる拡大が期待されています。

入場料は、一般800円、小学生500円と手頃で、家族での参加にも優しい設定です。さらに特別協賛には日本RV協会が名を連ねており、トレンドを先取りした多彩な展示が行われる予定です。キャンピングカーの魅力を知り、多くの人々がこのイベントを通じてその可能性に触れる良い機会となるでしょう。

まとめ



キャンピングカー旅行は、季節を問わず楽しめるレジャーとしてますます人気を集めています。特に冬の旅行は、従来のテントキャンプとは一線を画し、快適さと移動の自由さが魅力です。この冬、ぜひキャンピングカーで新たな冒険を体験してみてはいかがでしょうか。

会社情報

会社名
一般社団法人 日本RV協会
住所
東京都町田市森野1-10-10ペアシティエンドウビル2-A
電話番号
042-720-7911

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