熊本製粉の挑戦
2025-10-10 13:18:37

地下水保全に向けた挑戦を続ける熊本製粉の取り組み

熊本製粉が進める水資源保全の取り組み



熊本製粉株式会社は、未来にわたる水資源の保全に向けて、2025年度から新たな取り組みを開始しました。地域の特殊な地下水を守るため、様々な活動を通して、持続可能な社会を実現することを目指しています。

米粉の役割と地域への影響



設立から70年以上の歴史を持つ熊本製粉は、地域の農作物を使用した製品開発を行う中で、米粉の原料であるお米が持つ地下水保全の重要性を認識し、活動に取り組んできました。米は、地下水の保持において不可欠な役割を果たしており、熊本製粉はこの重要性を広めるため、さまざまな施策を講じています。

地下水保全への寄付活動



2025年4月から始まる「九州ミズホチカラ米粉」と「ふんわり米粉」の販売収益の一部を熊本の地下水保全活動へ寄付することを発表。これにより、米粉を通じて地域貢献を果たすとともに、地域の水資源への理解を深めるための啓発活動が進められます。

社内勉強会とアイディア出し



熊本製粉は、社内で水に関する理解を深めるため、公益財団法人くまもと地下水財団を招いた勉強会を開催しました。さらに、社員全員が水を守るアイディアを出し合い、それを実行に移すための検討を進めています。水資源の管理と保護は、企業にとって学びと実践の両面が必要です。

食育活動の実施



また、地域との連携を強化するために、米粉を使用した食育活動も行っています。7月にはグランメッセ熊本で食育イベントを開催し、190名の参加者を集めました。9月には、熊本市内のこども園で「パンだふるパンミックス」を使った米粉パン作りの体験会を実施。参加した子どもたちは、「自分で作ったパンは世界一美味しい!」と笑顔を見せるなど、楽しい時間を過ごしました。

水の大切さを学ぶ体験



このような体験を通じて、子どもたちは米粉や水が地域においてどのように重要であるかを学びました。水は生命の源であり、私たちの生活や米粉づくりには欠かせない存在です。熊本製粉はこの活動を通じて、地域の未来へとつなげることを使命と感じています。

今後の展望



熊本製粉は、今後も限りある水資源を保護し、未来の世代に受け継いでいくために、引き続き水の保全活動に取り組む計画です。地域に根ざした総合粉体食品素材メーカーとして、持続可能な未来を目指し、今後も積極的に活動を進めていきます。

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【会社概要】
  • - 企業名: 熊本製粉株式会社
  • - 所在地: 熊本市西区花園1丁目25-1
  • - 代表者: 取締役社長 小谷 茂
  • - 設立: 1947年5月18日
  • - 事業内容: 製粉事業、加工食品事業、倉庫事業
  • - 会社ホームページ

会社情報

会社名
熊本製粉株式会社 企画マーケティング部
住所
電話番号

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