新しいカンファレンスホテル「FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA」
福島県双葉町に、地域最大規模のカンファレンスホテル「FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA」が開業予定です。このホテルは、2024年8月26日に地鎮祭を行い、2026年3月の開業を目指して工事が進められています。大和ライフネクスト株式会社が手がけるこのプロジェクトは、地域の復興と経済の活性化を見据えた重要な一歩となっています。
事業の背景
2023年10月、大和ライフネクストは双葉町と企業立地協定を締結しました。この協定に基づき、ホテルは東日本大震災・原子力災害伝承館や福島県復興祈念公園に近い地域に設置されます。これにより、観光客の誘致が進むだけでなく、国際会議なども受け入れる体制が整います。地域経済への好影響が期待されており、さまざまな「ふたたび」を訪れる人々にもたらすことが目指されています。
ホテルのコンセプト
「FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA」という名は、地域の再生と人々の再会をテーマにしています。「双葉の自然や産業を再び取り戻したい」という願いや、この場所での新しい出会いが生まれることを願っています。このホテルが訪れる方に再訪したいと思わせる場になることを目指しているのです。
ホテルのデザインは、著名なクリエイティブオフィサーの佐藤カズー氏によって監修され、温かみのあるデザインが印象的です。また、共用棟に設置されるライブラリーのプロデュースも行い、来客者に癒しと学びの場所を提供する予定です。
ホテルの基本情報
- - 名称: FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA
- - 構造・規模: 鉄骨造(部分木造を予定)・5階建て
- - 所在地: 福島県双葉郡双葉町中野地区復興産業拠点内
- - 施設構成: 客室100室、カンファレンスルーム、レストラン、ショップ、ラウンジ、ライブラリー、スパなど
- - 工期: 2024年9月着工、2026年1月竣工
客室は100室、カンファレンスルームは4室で最大約430㎡の広さを持ち、企業や団体の研修、会議に対応できる設備を整えています。また、レストランやショップも併設され、観光客にも楽しんでもらえるよう工夫されています。
会社概要
大和ライフネクスト株式会社は、約40年の歴史を持つ企業で、マンションやビルの管理、ホテルの運営を行っています。社会とともに、持続可能な未来を切り開くことをモットーに、地域密着型のサービス提供を推進しています。
まとめ
「FUTATABI FUTABA FUKUSHIMA」は、福島県の復興を支える重要な存在となり、地域経済に新たな息吹をもたらすことでしょう。開業が待ち遠しいこの新しいホテルが、たくさんの人々に愛される場所として成長していくことを期待しています。