岡山郵便局の新ソリューション
2024-10-09 20:18:22

岡山郵便局で開始された蓄電池と再生可能エネルギーの新しい取り組み

岡山郵便局が取り入れた新ソリューション



最近、株式会社パワーエックスは、日本郵便株式会社が運営する岡山郵便局に新たなエネルギーソリューションを提供しました。このプロジェクトでは、定置用蓄電池『Mega Power』が設置され、再生可能エネルギーサービス『X-PPA』の供給が開始されました。この取り組みは、岡山県玉野市で製造された蓄電池と電力サービスを融合させたものとして、同社にとって初の試みとなります。

カーボンニュートラル社会への一歩



このプロジェクトの背景には、パワーエックスと日本郵便が2023年11月に締結した「カーボンニュートラル社会の促進に向けた協業に関する合意」があります。今回の岡山郵便局における取り組みは、この合意の最初の一歩であり、両社は共同で環境に優しいエネルギーソリューションを展開していく予定です。

岡山郵便局の役割



岡山郵便局は、広島県を含む地域から全国に郵便物を送り出す重要な役割を果たしています。設置された定置用蓄電池は、電力使用のピークを削減し、エネルギー効率の向上を図ります。また、最新のAI技術を駆使し、電力需要を予測しつつ蓄電池の充放電を自動化する仕組みも導入されています。これにより、再生可能エネルギーの効率的な利用が実現します。

コスト削減と環境負荷の軽減



新しい蓄電池と電力供給システムの導入により、岡山郵便局は電力コストの削減を期待しています。しかし、単にコスト削減だけでなく、環境負荷の低減にも大きく寄与することが狙いです。こうした取り組みが、全国各地の郵便局へと広がることで、日本全体のカーボンニュートラルに向けた取り組みを押し進めることができるでしょう。

Mega Powerの特長



今回設置された蓄電池『Mega Power』は、サイズが20フィートのISO規格コンテナであり、リチウムイオン電池の一種であるリン酸鉄リチウム(LFP)を使用しています。その公称容量は2,132kWhで、岡山県玉野市で生産され、岡山郵便局に設置されています。

X-PPAによる電力供給



パワーエックスの電力供給サービス『X-PPA』は、風力発電や太陽光発電といった再生可能エネルギー源を統合し、電力需要が高まる夕方以降に供給される『夜間太陽光』を組み合わせた新しいアプローチです。これにより都市部のビルや商業施設にも適した安定した電力サービスを提供し、企業の脱炭素への取り組みをサポートします。

未来に向けた展望



パワーエックスと日本郵便は、今後の導入効果を検証し、さらなる郵便局への定置用蓄電池及び再エネ電力供給の拡大を目指します。このような取り組みは、単なるビジネスの枠を超え、地域や国全体の環境改善へと繋がる重要なステップといえるでしょう。これからの動向に大いに注目です。


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会社情報

会社名
株式会社パワーエックス
住所
東京都港区赤坂ミッドタウン・タワー43階
電話番号

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