ネクストシニア世代の健康
2011-09-15 18:57:19

ネクストシニア世代の趣味と健康:関節の違和感と向き合う方法とは

ネクストシニア世代の趣味と健康



近年、45歳から59歳のネクストシニア世代が注目を集めています。この世代は、バブル期に若かりし日々を過ごした活動的な世代でもあり、現在でも多くの趣味を持ち続けていることが、住友スリーエム株式会社の調査で明らかになりました。しかし、興味深いことに、趣味を楽しむ一方で、肘、膝、腰といった関節に違和感を抱える人が多いのも事実です。

趣味に対する意欲



調査によれば、ネクストシニアの約9割が趣味を持ち、その99.7%が「今後も趣味を続けたい」と意欲を示しています。また、80.3%が「もっとレベルアップを図りたい」と回答し、ほぼ半数の48.5%が「若い人には負けたくない」とも感じていることがわかりました。これらのデータは、この世代がいかに趣味に積極的かつ上昇志向を持ち続けているかを示しています。

健康への影響



しかし、趣味に没頭する一方で、8割近くのネクストシニア世代が関節に違和感を抱えているという結果も明らかになりました。このうち、何らかの対処をしていない人が4割近くいることに驚きが隠せません。関節の違和感を自己判断で問題ないと考える人や、適切なケア方法がわからずそのまま放置してしまう人が多いのです。

順天堂大学の米澤郁穂准教授は、この現象について「腰痛症」と呼ばれる症状が増加していると説明しています。これには神経の圧迫や骨の異常などがないものの、筋力低下や疲労から来るものが多く、忙しい生活を送るネクストシニア世代には特に注意が必要です。

具体的な対処法



米澤先生は、適度な運動やストレッチ、さらには筋力トレーニングを推奨しています。これにより、関節の痛みや違和感を和らげ、趣味をより快適に楽しむことが可能になるとしています。また、サポーターの使用も効果的です。関節を支え、負担を軽減してくれるサポーターの中には、人間工学に基づき設計された「FUTURO™(フツロ™)」があり、現在、37ヶ国で販売されています。

この製品は、加圧や保温、さらには装着感のバランスが良く、多忙な日常生活にも適合します。米国では40%以上の市場シェアを誇るトップブランドでもあるため、その信頼性も高いと言えるでしょう。

まとめ



ネクストシニア世代は、趣味の充実を求めつつも健康面での課題が浮き彫りになっています。肘、膝、腰などの関節に違和感を感じつつも、その対処を怠っている人が多いことは大きな警鐘です。適切なケアや運動、そして信頼できるサポーターを活用することで、趣味を通じた充実した生活を取り戻すことが可能です。これからの時代、ネクストシニア世代がより健康に、よりアクティブに過ごすためのサポートが求められています。

会社情報

会社名
住友スリーエム株式会社
住所
東京都世田谷区玉川台2丁目33番1号
電話番号

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