新オフィス開設の背景
SocioFuture株式会社は、東京都港区台場の「台場フロンティアビル」に新たな開発拠点を設立しました。近年、金融分野でのデジタルトランスフォーメーション(DX)案件が急速に拡大し、AIやクラウド技術を活用した新しいITサービスの開発が求められています。
その流れを受けて、同社はソリューション開発の体制を強化するためにこの新拠点を選択。我々はこの拠点を「Innovation Base DAIBA」(略称:IBD)と名付け、2025年11月25日からの営業を開始しています。
新拠点の特徴
新オフィスは、約3930平方メートルの広さを誇り、旧飯田橋事業所の約2倍の面積を持っています。最寄り駅のゆりかもめ「台場駅」から徒歩1分、りんかい線「東京テレポート駅」からも徒歩5分という便利な立地も魅力です。この新オフィスでは、金融機関向けAPI連携基盤や、AIを利用した業務効率化ソリューション、そしてマイナンバーカードを活用した行政・民間のDXサービスなど、多彩な先端ITサービスを開発していきます。
企業理念とサービスの展開
企業理念として掲げている「ハイタッチなオペレーションで、もっと優しい社会に。」のもと、金融、行政、健康の三分野での技術を駆使し、相手に寄り添ったサービスの展開に注力します。同社の目指すビジョンは、社会のすべての人が取り残されない、優しい未来の実現です。この理念に基づき、IBDから生活インフラに関連するITサービスの創出を加速させます。
最新の開発環境
新オフィスでは、「学びと体験」をテーマにした開発環境を整備しています。具体的には、以下のようなエリアが設けられています。
集中開発エリア
音響設計を施し、雑音を最小限に抑えた環境で、業務に集中できるよう大きなデスクが配置されています。ディスプレイを複数台使ったコーディングやシステム設計も快適に行える構造です。
コラボレーションスペース
最大80名を収容可能なイベントスペースから少人数向けのサウナ型の個室まで、多様な規模の勉強会やハッカソンに対応しています。社外のエンジニアとも活発に交流を促進し、新しいアイデアが生まれやすい環境です。
技術カンファレンスルーム
「Dream Big」「Think Different」「Move Fast」などの格言が掲げられた8つのミーティングルームは、イノベーションを刺激する場所としてデザインされています。
共創スペース
レインボーブリッジや東京湾を望む壮大な景観を背景に、金融機関や行政、スタートアップ企業との次世代サービスを共に考えるディスカッションの場として利用されます。
企業の展望
SocioFutureの執行役員であり、ソフトウェアソリューション事業本部の本部長である中島宏満氏は、新オフィスの設立を「真のIT企業として次のステージに進むための戦略的投資」と位置づけています。IBDは、クラウドネイティブ技術やAIを駆使し、次世代のAPI基盤やマイナンバーカードを活用したDXソリューションの開発を進めていく意向を表明しています。また、エンジニアたちには新たな技術に挑戦し、失敗を恐れずにイノベーションを追求することを期待しています。
IBDAは、金融機関や行政機関、そしてスタートアップ企業とのコラボレーションを促進し、次世代の生活インフラを共に構想していく場でもあります。これからのSocioFutureの発展を、ぜひご期待ください。