弥生とアラームボックスの提携
2025-07-31 13:31:15

弥生株式会社がアラームボックスをグループ会社化し、AIでの与信管理を強化

弥生株式会社がアラームボックスをグループ会社に



2023年、弥生株式会社がアラームボックス株式会社の発行済株式の過半数を取得し、グループ会社化したことが発表されました。アラームボックスは、AIを駆使した与信管理クラウドサービスを展開しており、企業取引の安全性を高めるためのシステムを提供しています。

アラームボックスの特色と成長



アラームボックスは、2016年の創業以来、「すべての企業取引に安心を」という理念のもと、企業向けに与信管理サービスを提供してきました。特に、新規取引時の与信判断から、継続的なモニタリング、さらには売掛金保証に至るまで、一連の与信管理を効率的に行える点が特徴となっています。これにより、企業はリスクを抑えつつ、新たなビジネスチャンスを追求することが可能です。

弥生のビジョンと役割



一方、弥生は「中小企業を元気にする」ことを使命とし、スモールビジネス向けの業務効率化を実現するソフトウェアやFinTechサービスを提供しています。その実績として、累計350万ユーザーを超える「弥生シリーズ」が挙げられます。弥生は、スモールビジネスの資金繰りをサポートすることにも力を入れており、今後の成長には情報技術の活用が不可欠です。

シナジーの期待



今回の提携により、アラームボックスが持つ中小企業の与信評価に関するデータベースの強みを、弥生が蓄積してきた定量データと組み合わせることで、高精度なAIによる与信モデルの構築が期待されています。また、弥生はこの関係を通じて、顧客へのFinTechサービスの幅を広げることができ、より多くのスモールビジネスを支援する体制が整うとしています。

新たな取り組みの展開



弥生とアラームボックスの連携によって、OEM開発や新規プロダクトの共同開発が進む見込みです。これにより、両社の技術を駆使して、スモールビジネスへの提供価値を一層高め、経済全体の活性化に寄与できるでしょう。特に取引先の倒産リスクや支払い遅延といった問題に対して、迅速に対応する能力が養われることが期待されています。

繁栄への道



弥生の社長、武藤健一郎氏は「弥生の提供するFinTechサービスはさらに強化される」と強調し、アラームボックスの技術と文化がもたらす新たな価値提案に対する期待を寄せています。一方、アラームボックスの代表取締役社長、武田浩和氏は「もっと多くの顧客に安心を提供するために尽力する」と述べ、グループ会社化のメリットを最大限に活かしていく意向を示しています。

この新たな動きは、スモールビジネスが直面する数多くの課題に立ち向かうための強力な手段となるでしょう。両社は互いの強みを結集し、日本の経済成長へ貢献することを目指しています。

今後も、アラームボックスが提供するサービスは、変わらず利用可能であり、企業取引における安心をさらに深めるための取り組みが進められます。


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会社情報

会社名
アラームボックス株式会社
住所
東京都新宿区市谷本村町3-22ナカバビル8F
電話番号
03-6261-0351

トピックス(経済)

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