カーボンナノチューブの未来を探るオンラインセミナー
2024年12月18日(水)、無料オンラインセミナー「名城大学 丸山氏に学ぶ カーボンナノチューブの現在地 – 最新技術と今後の課題」が開催されます。このセミナーは、ストックマーク株式会社が主催し、ナノマテリアル研究の最前線を把握したい方に向けて企画されました。そこで、カーボンナノチューブについて深掘りしていきます。
カーボンナノチューブとは
カーボンナノチューブは、1991年に日本で発見された炭素の同素体の一つで、ナノメートルサイズの直径を持つ円筒状の構造体です。その特異な強度や電気伝導性、熱伝導性から、エレクトロニクス、自動車、航空宇宙産業など、実に多様な分野で応用が進んでいます。
しかし、この技術の実用化に向けては、性能向上、生産体制の安定化、コスト低減といった課題が残されています。メディアや研究機関ではこの点に注目し、カーボンナノチューブが持つ無限の可能性について議論が交わされています。
セミナーの内容
本セミナーでは、名城大学ナノマテリアル研究センターのセンター長、丸山隆浩教授が最新の技術動向と、カーボンナノチューブ実用化に向けた現在の課題についてお話しします。多くの研究者や業界関係者がこの分野に注目していることもあり、参加者が得られる知識は非常に貴重です。
丸山教授は、筑波大学物質工学系等での教鞭を経て2002年に名城大学に着任。その後、ナノカーボンの合成・物性評価に関する研究に専念し、近年では「ハイエントロピー合金を触媒に用いた単層カーボンナノチューブの合成」や「単層カーボンナノチューブの液相合成」に関する研究成果を発表しています。
こんな方におすすめ
このセミナーは、以下のような方々に特におすすめです。
- - カーボンナノチューブに関わる研究や技術開発を行っている方
- - 最新のカーボンナノチューブ技術について知りたい方
- - 実用化に向けた課題や具体的な用途について学びたい方
参加方法
セミナーはオンライン(Zoom)で行われ、参加は無料ですが事前登録が必要となります。参加を希望する方は、公式サイトからお申込みください。日時は2024年12月18日(水)11:00から12:00までの予定です。
ストックマーク株式会社の紹介
ストックマーク株式会社は、「価値創造の仕組みを再発明し、人類を前進させる」というミッションを掲げ、自然言語処理技術を駆使して多くの企業の事業創造活動を支援しています。同社のサービス「Anews」や「Astrategy」は、情報の収集と整理を行い、企業の新たな価値創造を助けています。ストックマークが提供するリソースを活用できる機会として、今回のセミナーは非常に意義深いものとなるでしょう。
カーボンナノチューブに関する知見を深めるためにも、ぜひこのセミナーに参加し、最新の研究動向や今後の展望を学びましょう。