Cloud JAPAN、ブランドアイデンティティを刷新しふるさとづくり大賞を受賞

Cloud JAPANが新しいブランドアイデンティティを発表

認定NPO法人Cloud JAPAN（本社：宮城県気仙沼市）は、2024年1月14日付けで総務省の「ふるさとづくり大賞団体表彰」を受賞しました。この賞は、日本全国の地域づくりに貢献する団体や個人に贈られるもので、設立以来の活動が評価された結果です。この受賞に伴い、Cloud JAPANは新しいブランドアイデンティティを策定し、ロゴやWebサイトを刷新しました。

受賞の背景

Cloud JAPANは、東日本大震災の際からボランティア派遣活動を展開し、現在は「ふるさとワーキングホリデー」の事務局運営などを通じて、地域に密着した活動を行っています。「気仙沼版関わりの階段」という理念に基づき、地域再生の担い手を育てるために活動を推進しています。具体的には、首都圏でのファンミーティングや、地元企業との協力を通じて地域に関わる人々を増やしていく取り組みをしています。

受賞は、宮城県気仙沼市の団体としては19年ぶりという快挙でもあり、その活動の幅広さと深さが評価された形です。

ブランドアイデンティティの変更

Cloud JAPANは設立から8年が経過し、その間に「ソーシャルアントレプレナー」という概念が社会に広まったことを受けて、ミッションを見直しました。新たなミッションは「グッドイノベーターのクラウドをつくる」で、その内容は人が協力する様々な形を大切にし、地域全体に社会的価値をもたらす人々を育成することを目指しています。これまでの活動が一定の評価を受け、新たなステップを踏み出すことになりました。

新しいロゴやWebデザインは、設立時に携わったメンバーによるプロボノ活動で行われ、デザインの刷新はCloud JAPANの新たな出発を象徴しています。

代表理事のメッセージ

代表理事の田中惇敏さんは、「この度の受賞とブランドアイデンティティの一新は、設立当初から関わってくださった多くの方々の協力があったからこそ実現した」と語ります。「ふるさとワーキングホリデーは、地域の企業や住民との協力のもとに成り立っています。新しいデザインは、誇れるものになりました。今後も私たちはグッドイノベーターの創出に努め、地域づくりに貢献しますので、引き続きご支援をお願いいたします。」と引き締まった表情で述べました。

このように、Cloud JAPANは新たな評価とアイデンティティを得て、今後も地域社会の発展に向けた取り組みを続けていくとのことです。