九州初の半導体産業展が成功裏に幕を閉じる
2024年9月25日(水)・26日(木)の2日間、福岡市のマリンメッセ福岡B館にて「第1回 [九州]半導体産業展」が開催され、先週は多くの来場者が集まりました。主催者の九州半導体産業展実行委員会は、九州大学の名誉教授である安浦寛人氏を実行委員長として、関係各所からの協力を得ることができました。
展示会には261の企業が出展し、開催前は約5,000名の来場を予測していたものの、実際には7,314名もの来場者が訪れました。この中には、九州で半導体を学ぶ大学・大学院生や高専生も多く含まれ、516名が参加しました。学生たちは業界の実態や最新技術を目の当たりにし、将来のキャリアへのビジョンをさらに広げられたことでしょう。
開会式での盛大なセレモニー
開催初日には、自由民主党の半導体戦略推進議員連盟会長である甘利明衆議院議員、服部福岡県知事をはじめとした多数の来賓を迎え、開会テープカット式が行われました。この式典では、九州における半導体産業の発展への期待が表明され、来場者からの熱い視線が集まりました。
出席者には、経済産業省九州経済産業局の部長である楠木真次氏や、九州経済連合会会長の倉富純男氏、さらには九州半導体・デジタルイノベーション協議会の山口宜洋氏など、業界の重要人物が名を連ねました。こうした交流の場で、半導体産業の未来について貴重な意見やアドバイスが交わされたことは、来場者にとっても大変有意義なひとときとなったことでしょう。
セミナーや講演も大盛況に
展示会期間中には、21セッションのセミナーが開催され、3,640名が参加しました。参加者は、日本の半導体産業が直面する様々な課題や政策に関する貴重な情報を共有し、業界の動向を把握する貴重な機会となりました。講演者の中には、自由民主党半導体戦略推進議員連盟の甘利明氏や熊本県知事の木村敬氏が含まれ、「新生シリコンアイランド九州」に向けた取り組みについても言及されました。
次回開催に向けた期待
次回の半導体産業展は、2025年10月8日(水)・9日(木)に開催を予定しています。会場はマリンメッセ福岡のA・B館で、出展社数500社、来場者数10,000名を見込み、さらに規模の大きなイベントが魅力的です。現在、出展社を募集中であり、早期割引も提供されているため、参加を希望する企業には魅力的な機会となるでしょう。
今後、九州の半導体産業がますます盛況となることを期待し、業界関係者のさらなる連携を楽しみにしています。また、この展示会は半導体産業の重要性を改めて認識させる場ともなりました。
【お問い合わせ】
九州半導体産業展実行委員会(株式会社イノベント内)
メール:
[email protected]
電話: 03-6812-9422(平日 10:00~17:30)
公式サイト:
九州半導体産業展