広岡浅子賞創設
2024-06-28 17:41:21

日本女子大学桜楓会が「広岡浅子賞」創設!経済・社会貢献分野で活躍する卒業生を顕彰

日本女子大学桜楓会が「広岡浅子賞」を創設 - 広岡浅子の志を受け継ぎ、卒業生の活躍を支援 -



2024年に設立120周年を迎える一般社団法人日本女子大学教育文化振興桜楓会は、記念事業の一環として「広岡浅子賞」を創設しました。本賞は、日本女子大学の創立に貢献した広岡浅子の精神を受け継ぎ、経済分野や社会の様々な分野で活躍する卒業生を顕彰するものです。

広岡浅子は、1849年に京都の三井家に生まれ、大阪の両替商、広岡信五郎と結婚。維新の変革の中で家業を救うため、経営に参画しました。炭鉱事業や加島銀行の設立、大同生命の誕生など、数々の功績を残しました。また、女性の教育にも熱心に取り組み、日本女子大学校の設立にも貢献しました。

「広岡浅子賞」は、広岡浅子の志を受け継ぎ、経済分野で活躍する卒業生と、社会貢献分野で活躍する卒業生を対象に贈られます。それぞれ5件以内、賞金5万円と記念品が授与されます。

応募資格は、日本女子大学卒業生または大学院修了生です。自薦・他薦は問いません。応募期間は2024年4月1日(月)から7月31日(水)までです。発表は2024年9月30日(月)、贈賞式は2024年11月16日(土)に、設立120周年記念式典内で行われます。

選考委員には、学校法人日本女子大学理事長や大同生命保険株式会社執行役員など、各界の著名人が名を連ねています。

桜楓会理事長である高野晴代氏は、「広岡浅子は、経済分野での活躍だけでなく、女性の自立を促し、教育の重要性を訴え、日本女子大学校の設立に尽力しました。桜楓会は、卒業生の活躍を支援するために、経済的援助だけでなく、勉強会なども開催してきました。この賞を通じて、広岡浅子の志を継承し、卒業生の更なる活躍を支援していきたいと考えています。」と述べています。

「広岡浅子賞」は、日本女子大学卒業生の活躍を促進し、社会に貢献していくための重要な取り組みです。今後の受賞者たちの活躍に期待が高まります。


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