スシローがマレーシア初出店を果たす
株式会社FOOD & LIFE COMPANIES(以下「F&LC」)は、2月7日にマレーシアのクアラルンプールに「スシロースリアKLCC店」をオープンしました。このオープンはF&LCにとって日本を含む10エリア目、そして海外事業での200店舗目の達成を意味します。
日本発の味を世界へ
F&LCのビジョンである「変えよう、毎日の美味しさを。広めよう、世界に喜びを。」を具現化するため、同社は長年海外展開を進めています。スシローの海外進出は2019年のシンガポールから始まり、次にタイ、インドネシアを経て、今回のマレーシアに至りました。特に、マレーシアは多様な文化が融合する国であり、スシローが日本の伝統的な寿司と食文化を届けるにはうってつけの場所です。
オープンセレモニーと初日反響
オープン日は多くの来店客で賑わい、駐マレーシア日本国大使の四方敬之氏を迎えた記念セレモニーも行われました。獅子舞による祝賀があり、スシローの使命を伝える挨拶が行われました。スシローは「うまいすしを、腹一杯。うまいすしで、心も一杯。」という理念のもと、特別な時間を全ての来店者に提供することを誓いました。
初日から大勢の来店者で賑わい、訪問客からは感謝の手紙も多数届いています。また、オープンから約1カ月経過したにもかかわらず、予想を大きく上回る来客数で好調なスタートを切っています。
店舗の特徴とメニュー
スシロースリアKLCC店では、日本の職人が生み出す「うまいすし」をそのまま提供します。日本での経験を活かした日本人スタッフが現地スタッフと共に運営し、日本の味を忠実に再現しています。また、ムスリムの方々が安心して食事できるように、「ノーポーク・ノーラード」のメニューを用意し、さまざまな平均的な価格で多くの人に楽しんでもらえるよう工夫されています。
店内では約160種類以上のメニューが用意されており、寿司の他にもサイドメニューやデザートが豊富に揃っています。価格設定においても、手頃な価格での提供を心掛けています。
F&LCの国際展開の加速
F&LCの海外事業は2011年から始まり、急速に拡大を続けています。2024年には182店舗へと増加する予定で、中国や北米市場への進出も視野に入れています。近年、国際イベントへの参加も重要視しており、2020年のドバイ万博では高い評価を受けました。次回の2025年日本国際博覧会でも、未来型のスシロー店舗を出店する計画が進んでいます。
結論
「スシロースリアKLCC店」のオープンは、F&LCにとって重要なマイルストーンであり、今後の海外事業の成長を象徴しています。多様な文化と食の伝統が共存するマレーシアにおいて、スシローがどのように受け入れられ、成長していくのか、これからの展開が楽しみです。