日本オートキャンプ協会が新しい会長に田代嘉宏氏を選任

日本オートキャンプ協会が新会長を迎えました

一般社団法人日本オートキャンプ協会は、2025年6月26日に行われた理事会で新しい会長を選任しました。新たに会長に就任したのは、TACプランニング株式会社の代表取締役である田代嘉宏氏です。また、副会長には松本産業株式会社の代表取締役、松本洋之介氏が選ばれました。

新会長・田代嘉宏氏のビジョン

田代新会長は自身の就任にあたり、協会の過去の会長が多くのキャンパー出身者であったことを踏まえ、ユーザーの視点と業界関係者の両方の意見を尊重した活動を進める意欲を示しました。「当協会はユーザー団体としてスタートしましたが、私の就任は協会にとって新たな章の始まりだと考えています。今後は業界とユーザーが手を取り合い、安心・安全なオートキャンプの普及を進めたい」と強いメッセージが伝わりました。

田代氏の経歴と貢献

田代新会長は福島県の羽鳥湖畔オートキャンプ場を運営するTACプランニングを率い、長年にわたりキャンプ文化を支えてきました。協会内でも常任理事としての活動を通じて、国内外のオートキャンプの拡充に寄与し、多くの実績を挙げています。特筆すべきは、2019年に福島県天栄村で開催された「第89回F.I.C.C.世界オートキャンプ大会」の成功に寄与したことです。この際、実行委員会の事務局長を務め、彼のリーダーシップが大会の円滑な運営に大きく貢献しました。

今後の活動方針

新会長のもとで、日本オートキャンプ協会は、オートキャンプの愛好者だけでなく、これからの新たなファン層の獲得を目指しています。キャンプの魅力を広め、より多くの人々に豊かなライフスタイルを提供することを目指しています。

業界の発展には持続可能性が不可欠です。田代新会長は、「エコを意識した運営」や「地域との連携強化」についても考えています。具体的には、地域の特性を活かしたキャンプ場の発展や、地元の産業とのコラボレーションを進めていく方針です。

今後の日本オートキャンプ協会の行動が、国内外のオートキャンプ業界に与える影響は計り知れません。田代新会長の指導のもと、協会はさらなる成長を目指して動き出す準備を整えています。

これからのオートキャンプの未来にぜひご注目ください。