大手町で楽しむアートと音楽の癒しのひととき、2025年ラッセル・モーリス展がスタート！

大手町でのアートと音楽の新しい融合

2025年9月24日から11月7日まで、大手町駅直結の複合施設「Otemachi One」内で、ラッセル・モーリスの展示『O by Russell Maurice（ラッセル・モーリス展「O」）』が開催されます。このイベントは、自然とアートが融合した特別な体験を提供するものです。展示は、都心のオアシス「Otemachi One GARDEN」で行われ、訪れる人々に癒しの空間を提供します。

ラッセル・モーリスの全貌

ラッセル・モーリスは、イギリスのニューカッスル出身で、現在は日本に住むアーティストです。彼の作品は、自然科学やアニミズム、SF、アニメーションなど様々な分野を融合したもので、国内外で高く評価されています。多様な媒体で表現される彼の作品は、抽象的な絵画や立体コラージュ、彫刻、写真などによって構成されています。

この展示は、都市空間に生きるガーデンスペースと、モーリスの創作理念が響き合うことで実現しました。都会と自然、人と人のつながりを感じられる空間として、訪れた人々に新たな感覚を提供します。

展覧会の内容

展示される作品には、モーリスが特別に制作した大型彫刻と、芝生のエリアに調和する小型ブロンズ作品が含まれます。特に、大型彫刻《You might not like it, but we're all connected》は、自然界に見られる六角形を基にしたデザインで、無限を象徴しています。この作品は、自然の循環を象徴し、異なる感情を示唆する重要な要素を持っています。

また、ブロンズの作品群も注目で、キノコ形の作品をテーマにした《Hexenringe》や、抽象的なキャラクターを描いた《Anstrato’s》、土星をモチーフにした《Ring of Saturn》が登場します。これらの作品は、自然と宇宙のつながりを感じさせるものとなっています。

音楽と食のフェスティバル

展示期間中の9月24日から10月3日、さらに10月27日から10月31日の期間には「大手町で、MUSIC BAR。」と題し、選りすぐりの食事と音楽体験を提供するイベントが同時開催されます。都心の夜空の下で、アートと共に音楽、食が融合した贅沢なひとときを体験できます。特に、オープニングの3日間には、モーリス自身やDJによる野外DJイベントが行われ、華やかな夜を演出します。

ラッセル・モーリスの背景

モーリスは、80年代からグラフィティ文化に関与し、93年に「The Gasface」を設立。その後、NIKEなどのブランドとコラボレーションし、アートの世界において影響力を持っています。自然科学やアニメに対する深い知識を背景にした彼の作品は、ストリートカルチャーと現代美術を横断し、多くのアーティストにインスピレーションを与えています。