大和アセットマネジメントが「iFreeETF 英国FTSE100」を東証上場！欧州経済の中心・英国への分散投資を可能にする新たな選択肢が登場

グローバル投資の新潮流！「iFreeETF 英国FTSE100」東証上場

大和アセットマネジメント株式会社が、日本の金融市場に新たな風を吹き込む上場投資信託（ETF）を東京証券取引所に投入し、国内外の投資家から熱い視線が注がれています。この度、新たに「iFreeETF 英国FTSE100」（証券コード：363A）が市場にデビュー。世界的な経済の不透明感が増す中で、国際分散投資の新たな柱として大きな期待が寄せられています。

「iFreeETF 英国FTSE100」とは

この注目すべきETFは、英国経済の動向を測る上で最も重要な指標の一つである「FTSE 100指数（配当込み、円ベース）」への連動を目指す商品です。FTSE 100指数は、英国のロンドン証券取引所に上場する数ある企業の中から、特に優良で時価総額の大きい100銘柄を選りすぐって構成されており、まさに英国を代表する企業群のパフォーマンスを反映します。現時点で、英国株式に特化したETFとしては、東京証券取引所において唯一の存在（2025年5月現在）であり、その希少性が投資家にとって大きな魅力となるでしょう。

英国市場の魅力と底力

なぜ今、英国市場が注目されるのでしょうか。欧州大陸における英国は、ドイツに次ぐ経済規模を誇り、その存在感は欧州経済の中核をなすほどです。世界を舞台に活躍する数多くの国際的なブランド企業が英国に拠点を構えており、その経済力はグローバル市場においても強い影響力を持ちます。例えば、製薬、金融、消費財など、多様な業種の世界的なリーディングカンパニーが英国を本拠地としています。さらに、首都ロンドンは、ニューヨークや東京と並び称される世界有数の金融センターとしての地位を確立しており、世界中の金融機関がここに集結し、活発な取引が日々行われています。古くからの歴史を持つ金融街シティ・オブ・ロンドンは、世界のマネーが交錯する重要なハブとして、その機能と影響力を拡大し続けています。

国際分散投資における英国の役割

不安定な国際情勢が続く中で、投資家はポートフォリオの安定化を目指し、分散投資の重要性を改めて認識しています。そうした中で、英国市場は、これまで以上に重要な役割を果たす可能性を秘めています。世界の主要株式市場の動向を示すMSCI All Country World Index（MSCI ACWI）において、英国が占める割合は、米国、日本に次ぐ第3位（2025年3月末現在）に位置しており、その規模と流動性は国際的な投資戦略において無視できない存在です。地政学的なリスクや為替変動、特定の国・地域への集中投資リスクを回避するためには、安定した先進国市場への分散投資が不可欠です。本ETFは、英国市場への手軽なアクセスを提供することで、投資家の皆様の多様な投資戦略を強力にサポートします。

大和アセットマネジメントの挑戦と展望

今回の「iFreeETF 英国FTSE100」の上場は、大和アセットマネジメントが掲げる「投資家の皆様の多様なニーズに応える」という企業理念の具現化に他なりません。同社はこれまでも、革新的な金融商品を市場に提供し、個人投資家から機関投資家まで幅広い層の資産形成を支援してきました。上場セレモニーでは、同社の代表取締役副社長（運用本部長兼 CIO）である金森氏による挨拶に続き、駐日英国大使であるジュリア・ロングボトムCMGからも祝福の言葉が寄せられました。これは、このETFが日英国間の経済的結びつきを一層深める象徴となることを示唆しています。大和アセットマネジメントは、今後も「iFreeETF」シリーズを通じて、世界の様々な市場への投資機会を創出し、投資家の皆様が安心して資産を増やせる環境づくりに尽力していく方針です。

投資家への新たな選択肢

「iFreeETF 英国FTSE100」の登場は、日本の投資家にとって、魅力的でありながらこれまでアクセスが限定的だった英国市場への扉を開くものです。世界経済の不確実性が高まる中、安定性と成長性を兼ね備えた英国市場への投資は、ポートフォリオの多様化とリスク分散に大きく貢献するでしょう。この新しいETFが、多くの投資家の資産形成に資する強力なツールとなることが期待されます。