温室効果ガス削減へ、BEENOSとDHLが新契約を締結

BEENOSとDHLが手を組む

BEENOS株式会社の連結子会社tensoが運営する、海外向け購入サポートサービス『Buyee』は、DHLジャパンと『GoGreen Plus』に関する契約を締結しました。この契約は、越境ECの国際配送に伴う温室効果ガスの削減を目的としています。『GoGreen Plus』では、廃油やバイオマス由来の原料から生み出される持続可能な航空燃料(SAF)を用いており、これにより温室効果ガスの排出量を削減できます。

契約締結の背景

BEENOSグループは、持続可能性への取り組みの一環として、2022年以来、事業による温室効果ガスの排出量を算定し、その削減効果を公開してきました。また、2023年1月には気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)に賛同し、カーボンオフセットによる削減にも力を入れています。国際配送量が増加する中、『Buyee』の流通は成長を続け、2024年9月期には前年比12.5%の増加が見込まれる中で、特にSCOPE3における温室効果ガスの排出も増加していました。

そのような中、Beenosは588万人ものグローバル会員を持つ越境ECのリーディングカンパニーとして、DHLジャパンとの『GoGreen Plus』契約を通じて、カーボンインセットによるSCOPE3の削減を実現します。この契約により、DHLを利用して発送される全ての荷物に『GoGreen Plus』が適用されることになります。これにより、DHLを使用した配送によって温室効果ガスが最大で10% 削減される見通しです。

企業としての責任

BEENOSグループは、事業の成長を得る中で世界中のパートナー企業との信頼関係や相互連携を重視してきました。その経験を活かし、持続可能な社会の実現においても、専門領域の強化とネットワークの強化が重要であると認識しています。今後も環境に配慮した成長を模索しつつ、グローバルなパートナーと共に持続可能な社会の実現へ貢献していく方針です。