新国立劇場演劇研修所第21期生の募集　あなたの演技力を開花させるチャンス

新国立劇場演劇研修所第21期生募集

新国立劇場演劇研修所は、2025年4月の設立20周年を迎えるにあたり、新たに第21期生を募集しています。この演劇研修所は、2005年4月に設立され、これまで多くの俳優を輩出してきました。演技の基礎を学びたい方、舞台に立ちたい方には、最適な環境が整っています。

俳優を目指すあなたへ

俳優を志す多くの人々が、演技への情熱を持って研修所の扉を叩きます。新国立劇場演劇研修所では、俳優に必要な基礎技術を身につけるための3年間のカリキュラムが提供されています。初年度は、声や身体を使った表現に重点を置き、言葉の重要性を理解し、自身の表現力を高めるためのトレーニングが行われます。

初年度の訓練内容

初年度の授業では、「声とことば」「トレーニング」などを通じて、俳優としての基本を固めます。戯曲の読み方も学び、台詞がどのように生まれ、それが身体を通して表現されるかを体感します。基礎を学んだ後は、次のステップへと進むことが期待されます。

2年目以降の成長

2年目では、さまざまなキャラクターを演じるシーンスタディに取り組みます。この期間は、俳優として「心」「身体」「声」を駆使し、独自のキャラクターを創造する力を身につけることが目標です。また、相手役との関係性や戯曲の理解が深まり、演技の幅を広げるための大切な時期となります。

最終年度の集大成

3年目には、実際の舞台での演技経験が積める年3回の舞台実習が待っています。この実習では、新国立劇場小劇場での公演を通じて、リアルな舞台経験を得ます。劇場スタッフとの関わりを持つことで、自立した舞台俳優としての自覚が養われ、自己の演技スタイルや将来への方向性を見つける大きな助けとなります。

宮田慶子所長からのメッセージ

演劇研修所の所長である宮田慶子は、「俳優になりたい」と思う気持ちは、どこから生まれるのだろうかと問いかけます。自分を変えたい、物語の主人公になりたい、仲間と共にものづくりを楽しみたいという思いが、俳優への道の第一歩です。この研修であなたの夢に向かって具体的なトレーニングを受け、実践を積むことが、未来への重要なステップとなります。

募集要項

第21期生の募集は2024年11月25日から12月23日まで行います。出願資格や選考試験の日程は、公式ウェブサイトから確認が可能です。合格者は、2025年4月から3年間、充実した演劇教育を受けることができます。

修了後は新国立劇場の公演に出演するチャンスが得られ、舞台、テレビ、映画など多岐に渡る活動に挑戦することが可能です。

新国立劇場は、日本の現代舞台芸術を支える唯一の国立劇場です。多彩な舞台芸術を学び、自身の道を切り拓くチャンスを掴んでください。