エア・カナダ、A350-1000を8機発注
エア・カナダがエアバスのA350-1000を8機確定発注したというニュースが発表されました。この決定は、同社の長距離路線フリートの大幅な更新を示し、エアバスのワイドボディ機に対する信頼の高さを強調しています。この発注に関しては、昨年11月に顧客名は非公開として発表されていましたが、今回正式に発表されたことで業界の注目を集めています。
A350-1000は、最新のテクノロジーを用い、経済性と運航コストの削減に優れた機体です。その航続距離は最大9,000海里に達し、これは業界でも最高水準です。このような特性により、エア・カナダは成長著しいインド、東南アジア、オーストラリアなどへの直行便の運航が可能になります。これにより、同社のグローバルな事業展開において中心的な役割を果たすことが期待されています。
また、A350-1000は、超長距離飛行における快適性を重視して設計されています。「Airspace」という新たな機内設計理念を取り入れ、エア・カナダの定評ある機内サービスはさらに進化しました。機内の与圧と騒音レベルは他の機材に比べても非常に低く、乗客にとって快適な空の旅を提供します。長時間のフライトでも乗客のウェルビーイングを向上させるための工夫が随所に施されています。
A350ファミリーは、最先端の空力学とテクノロジーを駆使し、卓越した効率性と快適性を実現しています。新型のロールス・ロイス製エンジンと軽量素材の使用により、燃料消費と排出ガスを前世代の競合機と比較して25%削減することが可能です。
さらに、すべてのエアバス機と同様に、A350は持続可能な航空燃料(SAF)を最大50%まで搭載して運航できる能力を持っています。エアバス社は2030年までにすべての機体でSAFを100%使用することを目指しており、持続可能な航空運航の実現に向けて努力を続けています。2026年1月末時点では、A350ファミリーは世界67社の顧客から1,500機を超える受注を獲得しており、その人気と信頼性が伺えます。
この度の発注は、エア・カナダにとって大きな戦略的な一歩であり、そのフリートが最新鋭の機材でさらに充実することを示しています。エア・カナダの取り組みは、航空業界全体における持続可能性の向上と、快適な旅の実現に寄与することが期待されており、今後の展開に注目が集まります。