株式会社HATARABAがプロパティマネジメント事業を発表
株式会社HATARABA(ハタラバ)は、東京都渋谷区に本社を構え、オフィス移転コンサルティングの分野で豊富な実績を持つ企業です。この度、同社は2025年6月1日から新たにプロパティマネジメント事業を開始すると発表しました。
この新事業は、ビルオーナーが直面する収益の最大化と管理業務の効率化を図ることを目的としています。近年、企業の働き方が多様化し、オフィスニーズが二極化する中で、ビルの価値は単なる立地や規模では評価できなくなっています。オーナーにとっては、「選ばれる物件」にすることが重要なテーマとなってきました。
オフィス市場の変化に対応
オフィス市場は、企業の求める新しい働き方に合わせて変化しています。高付加価値なオフィスへの投資が求められる一方で、コスト最適化に向けたミニマム利用の傾向も見られます。このような背景から、オーナーはテナントとのやりとりや業者の調整に追われ、本質的な価値向上策にまで手が回らなくなっています。
HATARABAは、オーナーが本来注力すべき経営判断に集中できるよう、包括的なプロパティマネジメント体制を構築します。収益性、効率性、将来性の三つの軸で物件価値の向上を支援し、複雑な管理業務を軽減する仕組みを整えます。
提供されるサービスとその特長
プロパティマネジメント事業では、入居者の募集から契約管理、建物の維持管理、賃料の回収、トラブルに対する対応まで、オフィスビル運営に関連するあらゆる業務を一括して支援します。単なる業務のアウトソーシングにとどまらず、オーナーの収益性と資産価値の最大化を追求する「戦略的プロパティマネジメント」を提供します。
HATARABAの強みとして、これまでのオフィス仲介や移転支援の経験から得た豊富な知識と顧客との接点を活かし、単に業務を代行するだけに留まらない、付加価値の高いサービス提供を実現します。
- - 仲介業で培った入居者ニーズの理解
- - 地域の特性やトレンドに基づいたリーシング戦略の提案
- - 物件の見せ方にこだわったセットアップやリニューアル案
- - テナント満足度と物件価値向上を両立する実践的なノウハウ
これらの要素により、物件の収益力や競争力、将来性を総合的に高める運営支援を行います。
今後の展望と企業の理念
HATARABAは今後、このプロパティマネジメント事業を中核事業として育て、加えて管理業務のDX化(デジタルトランスフォーメーション)やESG(環境・社会・ガバナンス)対応、地方都市への展開も視野に入れています。これにより、「選ばれるオフィスづくり」と「持続的な不動産価値の創出」を実現し、ビルオーナーの資産戦略に寄り添う存在であり続けます。
HATARABAは、全ての企業に対して『はたらく場所をより良くする』ために、全面的なサポートを提供します。新たに設立されるプロパティマネジメント事業が、企業の成長と課題解決にどのように寄与していくのか、今後の展開に大いに期待が寄せられています。