「テンダ」と「ピアズ」が戦略的業務提携を発表
近年、デジタルトランスフォーメーション(DX)の重要性が高まる中、株式会社テンダ(本社:東京都渋谷区、代表取締役会長兼社長CEO:薗部 晃)と株式会社ピアズ(本社:東京都港区、代表取締役社長:桑野 隆司)が、法人向けのITソリューション事業における戦略的業務提携を結ぶことに合意しました。この提携により、両社はそれぞれの強みを活かし、点ではなく面から顧客の業務改革を支援します。
業務提携の背景
従来の日本企業のDXは、主にシステム導入にとどまっていましたが、最近では業務分析や課題の特定、設計、開発、運用までを一貫してサポートする伴走型DXへとシフトしています。テンダとピアズは、ITソリューション事業の中でも特にローコード開発やRPAを用いた業務効率化、そしてAIを活用した業務改革において、それぞれの強みを持っています。この強みを組み合わせることで、より高い実効性を持つDXソリューションを提供できると考え、今回の提携に至りました。
提携により実現する業務革新
この業務提携を通じて、両社はそれぞれの技術力やリソースを最大限に活かし、クライアントの業務課題を迅速かつ柔軟に解決するDXソリューションを共に創出します。具体的には、以下のような業務変革が期待されています。
- - 接客ノウハウの自動可視化によるナレッジマネジメント
- - よくある質問に対する自動応答機能によるコール業務の効率化
- - 来店数や需要予測を活用した業務配置や発注の最適化
これにより、テンダの高度な自然言語処理や画像解析、需要予測に基づくAIソリューションを、ピアズの既存サービスに直接活用できるようになります。
SES事業における連携
ピアズは、システムエンジニアリングサービス(SES)事業においても、ローコードに精通した多数の人材を抱えており、テンダの開発および導入体制と連携することが期待されています。これにより、より実用性の高いリソース提案や受託開発が可能になるほか、柔軟なソリューション提供が実現します。
具体的な連携領域
- - 受託開発:システム開発や導入において協同でプロジェクトを推進
- - リソースプールの共有:ローコード専門の人材を中心にリソース連携
- - DXソリューションの共同開発・提供:AIやローコードを用いた提案型ソリューションの開発
今後の展望
両社は、今後も技術や人材を基盤に、IT業界での業務改革を進めると同時に、得た知見を他業界にも展開していく方針です。これにより、日本国内のDX市場にさらなる貢献をしていく考えです。
株式会社テンダについて
- - 本社所在地:東京都渋谷区渋谷2-24-12 WeWork 渋谷スクランブルスクエア内
- - 設立:1995年6月
- - 代表者:代表取締役会長兼社長CEO 薗部 晃
- - 資本金:325百万円(2025年5月末時点)
- - 事業内容:DXソリューション事業やTechwiseコンサルティング事業
- - 公式サイト
株式会社ピアズについて
- - 本社所在地:東京都港区港南2丁目16-4 品川グランドセントラルタワー 15F
- - 設立:2005年1月
- - 代表者:代表取締役社長 桑野 隆司
- - 資本金:75百万円
- - 事業内容:セールスプロモーション事業やAIボーディング事業
- - 公式サイト
この提携により、新たな価値創出が期待される両社の動きから、今後も目が離せません。