Zendeskとサイボウズ、日米市場シェア拡大に向けた戦略的業務提携を発表!
Zendeskとサイボウズ、日米市場でのシェア拡大に向けた戦略的協業
Zendeskとサイボウズ株式会社は、日米両市場におけるビジネス拡大を目指し、戦略的業務提携を行うことを発表しました。この提携により、両社はそれぞれの製品・サービスの連携強化を図り、顧客基盤の拡大を目指します。
具体的には、サイボウズはZendeskのカスタマーサービスソフトウェアの国内普及を支援し、Zendeskはサイボウズのビジネスクラウド基盤「cybozu.com」の米国企業への導入促進を支援します。両社は、今後、製品・サービスプラットフォームの連携を検討し、企業の社内外におけるビジネス関係強化や業務効率化に貢献していく予定です。
急成長するクラウド市場と変化する働き方
日本の中堅・中小企業(SMB)向けクラウドサービス市場は、近年25%もの成長を遂げ、今後も拡大が見込まれています。クラウドサービスの利便性、場所や時間を選ばない柔軟な働き方へのニーズの高まりが、市場成長の背景にあります。
Zendeskは、多様なチャネル(電話、Web、メール、ソーシャルメディアなど)に対応したクラウドベースのカスタマーサービスソフトウェアを提供しており、世界3万社以上、2億人以上のエンドユーザーに利用されています。
サイボウズは、国内を中心に6万社以上の顧客を擁する企業です。「cybozu.com」は導入社数5000社を超えるビジネスクラウド基盤であり、業務アプリクラウド「kintone」は2013年から米国市場にも進出しています。
両社CEOのコメント
Zendeskの創業者兼CEO、ミッケル・スヴェーン氏は、今回の協業について、「クラウドは日米両市場で定着しており、ソフトウェア提供の最適な方法となっています。サイボウズとの連携により、『cybozu.com』と『kintone』を米国のお客様に紹介すると同時に、Zendeskを多くの国内企業に活用していただけるようになります。SMB市場に特化した製品連携を構築していきます」とコメントしています。
サイボウズ代表の青野慶久氏は、「サイボウズは、日本一から世界一を目指し、製品の国際化とグローバル市場への展開を進めています。『cybozu.com』は順調に利用者数を伸ばしており、クラウドは魅力的な選択肢となっています。今回のZendeskとの協業は、世界中のお客様により良いチームワークを提供するための第一歩です」と述べています。
協業開始と今後の展望
両社の協業は、2013年11月8日に東京ドームホテルで開催されたサイボウズのカンファレンス「cybozu.com conference 2013」で発表されました。ミッケル・スヴェーン氏が基調講演を行い、共同マーケティング活動の開始を宣言しました。両社は、それぞれのクラウドソフトウェアを自社導入し、年内には製品連携に向けた開発を開始、来年には本格的な連携を目指しています。
Zendeskとサイボウズ、それぞれの概要
Zendeskは、高品質なカスタマーサービスを提供するクラウドベースのソフトウェアを提供するリーディングプロバイダーです。Disney、Xerox、Sony Musicなど、世界中の多くの企業に利用されています。
サイボウズの「cybozu.com」は、高いセキュリティ性を特徴とするクラウド基盤です。企業独自のサブドメイン、IPアドレス制限、BASIC認証などの機能を無料で提供しています。
この業務提携は、クラウド市場の成長を背景に、企業の働き方改革を支援し、日米両市場における両社の更なる発展に大きく貢献するものと期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社Zendesk
- 住所
- 東京都港区赤坂
- 電話番号
-