モノレールでつながる!おうちde医療 in 立川号
2025年10月25日(土)、多摩モノレールを貸し切ったユニークなイベント「おうちde医療 in 立川号」が開催されます。この催しは、在宅医療の未来を考え、医療従事者や一般の参加者がリアルに交流する場となります。主催は在宅医療com株式会社(代表:出塚豪記)で、現在はクラウドファンディングを通じて参加者を募集中です。申込み期限は9月16日(月・祝)となっています。
革新的な参加型イベント
このイベントの舞台は、普段は見慣れないモノレールの車両内。ここでは在宅医療の専門医によるミニ講演が行われ、参加者同士の語り合いや、興味深いラジオの公開収録も予定されています。特に注目は、「ドクター体験教室」。ここでは親子で参加し、子どもたちが医療を身近に感じることができるよう、縫合体験や車椅子体験を用意しています。
当日は在宅医療の権威、新田國夫先生がミニ講演に登壇予定。彼は1944年に生まれ、1967年に早稲田大学商学部を卒業した後、医師を目指して再び学び、1979年に帝京大学の医学部を卒業しました。その後、外科医としてのキャリアを経て1990年に「医療法人社団つくし会 新田クリニック」を開設。彼の取り組みは日本の在宅医療の先駆けとされています。
医療教育の新たな試み
「ドクター体験教室」は東京都北区の「つかさ内科」の稲島司院長が主催します。稲島先生は内科・循環器・糖尿病・リハビリを専門とし、特に子どもへ本物の医療体験を提供することに情熱を注いでいます。この企画は毎回多くの親子が参加し、毎回大盛況です。
ラジオ公開収録も実施
イベントのハイライトの一つは、ラジオの公開収録です。参加者へのインタビューを中心に、将来的にエフエムたちかわで放送される予定です。この収録過程を通じて、参加者が医療に関する思いや意見をシェアする貴重な機会が提供されます。
多彩な参加プラン
参加者はクラウドファンディングのリターンを通じて参加権を取得することができます。主なプランは以下の通りです:
- - 一般向け(9,000円): 大人1名分の参加権。特別な環境で他の参加者との交流が楽しめます。
- - 親子向け(12,000円): 親子2名分の参加権と、ドクター体験教室の参加権が含まれます。
- - 学生向け(4,000円): 中高生、大学・専門学校生向けの参加枠。
- - 企業向け(100,000円): 企業の経営者または代表者の参加が可能で、地域の医療との連携を深めるチャンスです。
出塚氏は、「医療は他人のためのものでなく、誰もが自分ごととして考えられる時代にしたい」と語ります。このイベントは、病院だけでなく自宅での医療選択を可能にするための第一歩となります。
参加を通じて「知る」ことができ、他者と「つながる」ことにより、未来を変える力になります。特別な多摩モノレールでのこのイベントを通じて、在宅医療の新たな可能性に触れてみませんか?
詳細や参加方法については、こちらの
クラウドファンディングページをご覧ください。