茨城の空き家を面白がる会の開催
茨城県は、地域の活性化と空き家問題の解決に向けた新しい試みを行います。それが、「茨城の空き家を面白がる会」というワークショップイベントです。このイベントは、2025年2月12日(水)に茨城県水戸市で開催され、宅建業者や空き家オーナー、さらにはリノベーションに関心のある方々が集う機会となります。このワークショップは、空き家の持つさまざまな可能性を探り、参加者間のネットワーク構築を促進することを目的としています。
開催の背景
茨城県において、9月27日に発表された「令和5年住宅・土地統計調査」結果によると、県内の空き家数は約19万6千戸にも及び、空き家率は14.1%と全国平均の13.8%を上回っています。この状況から、空き家問題が地域における大きな課題であることが浮き彫りになっています。しかし、71,000戸が「腐朽・破損のない空き家」として残っていることから、中古住宅の流通を促すことで、空き家の減少が見込まれます。
ワークショップの内容
このイベントでは、最初に空き家活用に関する最新の事例や情報を共有します。具体的には、地域での新しい事業の立ち上げや、民泊やリノベーションの事例を通じて空き家の「可能性の宝庫」としての側面を理解します。さらに、参加者同士の交流を深めることで、協力やコラボレーションの機会を生み出します。
開催概要
- - 日時: 2025年2月12日(水)16:00~19:00
- - 場所: 茨城県三の丸庁舎中講座室他
- - 対象: 空き家に関心のある方、宅建業者、建築士
- - 定員: 35名(事前予約制、先着順)
- - 参加費: 1,500円(交流会費)
当日スケジュール
- - 15:30 - 受付開始
- - 16:00 - 空き家活用のプレゼンテーション
1. 茨城の最新空き家活用事情
2. 古民家を活用した宿とまちづくり
3. 地域密着型不動産会社における提案力の高め方
4. 地域価値を共創する不動産業アワード受賞事例
- - 17:00 - 休憩&フィールドワーク
- - 17:15 - グループワークにて空き家の活用アイデアを考案
申し込み方法
参加希望の方は、事前に申し込みが必要です。申し込みは
こちらのURLから行ってください。申し込み期間は2024年1月9日から2025年2月10日までです。定員に達し次第受付を終了します。
株式会社Coelacanthの取り組み
このイベントは、地域資源を活用したまちづくりを推進する「株式会社Coelacanth」によって運営されます。同社の代表である佐藤穂奈美氏は、再開発や不動産ファンドの事業を経験し、地域に根ざした空き家活用を目指して活動しています。空き家を単なる問題視するのではなく、地域における成長の機会と捉えることが、このイベントのキーとなります。
この機会にぜひ、空き家を面白がり、新しい価値創出に挑みましょう!