新たな風を日本市場に吹き込む「Nurilounge」
株式会社WYS Relationが、韓国Nurihausが運営するクリエイターマーケティングプラットフォーム「Nurilounge」の日本での独占運営を開始したことが発表されました。このサービスは、世界中の150万人以上のクリエイターをネットワークに持ち、これまで400以上のブランドと2,600件以上のキャンペーンを展開してきました。特に韓国コスメブランドの米国進出を支援するために構築されたこのシステムを、日本企業にも提供する機会を設けたのです。
「Nurilounge」のメリット
「Nurilounge」は、従来のマーケティング手法とは異なり、現地のクリエイターを活用することで、日本製品の認知度を高めることに重点を置いています。米国市場において、特に若い世代はSNSでのクリエイターの影響を強く受けています。そのため、日本企業が自社製品を効果的に宣伝できるように、WYS Relationは米国クリエイターとの橋渡しを行います。
日本企業が直面する課題
多くの日本企業は、自社製品を米国で販売する際に、「知られていない」という壁に直面しています。ECサイトでの販売も進まないという声が多く、特に言語や文化の違いが大きな障壁となります。そこで、「Nurilounge」を利用することで、個々のブランドに適したクリエイターを見つけ出し、効果的なマインドシェアを獲得するための戦略を展開できます。
インバウンド需要の増加も後押し
近年、訪日外国人の数が増え続けているのも「Nurilounge」の利用を促す要因です。2025年には約4,268万人の訪日外国人が予測されており、その中には米国からの旅行者も約330万人を見込んでいます。これに伴い、旅行前にSNSを利用して日本の魅力を知ってもらうことが重要です。「Nurilounge」を通じて、米国のクリエイターが日本の店舗やサービスを紹介することで、訪日旅行者に対する集客効果が期待されます。
特徴的なサービス内容
「Nurilounge」は様々なマーケティングサービスを提供しています。
1.
UGCシーディング: クリエイターに商品を提供し、各SNSプラットフォームに自然な口コミを促進。
2.
マルチプラットフォームキャンペーン: TikTokとInstagram、YouTubeを活用して多角的なアプローチを行います。
3.
オフラインイベント: ブランドのローンチイベントやポップアップにクリエイターを招待し、実際の経験を提供します。
4.
広告素材の二次利用: 作成されたコンテンツを広告に転用する仕組み。
5.
カスタムパッケージ: 企業のニーズに応じたパッケージを設計し、個別対応が可能です。
ニューヨークの「Haus of K」
加えて、Nurihausはニューヨーク・ブルックリンに「Haus of K」という韓国カルチャーの体験拠点を設けています。製品を実際に体験できるブースがあり、現地のクリエイターとの撮影や商談の機会も提供しています。この拠点は、2026年のシーズン1には100以上のブランドが参加し、1万人以上が来場した実績があります。
WYS Relationの期待とビジョン
WYS RelationのCEOである武子仁大氏は、「Nurilounge」を通じて、日本企業が持つ高品質な商品を米国市場に届けるべく、実務レベルでの支援を行うと述べています。日本の優れた商品が、まだ知られていないだけという理由で広がらない現状を打破し、海外でしっかりとした基盤を築くためのサポートを行っています。
「WYS Relation」と「Nurilounge」は、日本企業が米国市場で成功するための強力なパートナーとなることでしょう。今後の展開から目が離せません。