富山県魚津市では、毎年8月に、ユネスコ無形文化遺産に登録されている「たてもん祭り」をはじめとする様々なイベントが開催される「じゃんとこい魚津まつり」が開催されます。
今年の「じゃんとこい魚津まつり」では、祭りを特別な席で満喫できるツアーが販売されることが決定しました。
「豪快勇壮なたてもんを間近で体感!ユネスコ無形文化遺産に登録された「たてもん祭り」満喫プラン」は、高さ約15~16mもある大柱につるされた提灯で装飾された「たてもん」を間近で観覧できる特別なプランです。
このプランでは、「たてもん」の特別体験や間近で観られる特別観覧席の用意、さらに宿泊や特別弁当もセットになった様々なツアーが用意されています。
例えば、「たてもんふれあい体験・諏訪神社境内特別観覧席プラン」では、「たてもん」の奉納回転を目前でご覧いただけるだけでなく、解説や「たてもん」のそり台に乗車できる体験、写真撮影など、貴重な体験が盛りだくさんです。さらに、購入者には、非売品の「たてもん祭り木札」がプレゼントされます。
また、「花火大会・UO!JAZZ満喫(たてもん祭りは自由観覧)プラン」では、専用休憩テントのある特設エリアで、花火大会と「UO!JAZZ」を満喫できます。海の駅「蜃気楼」の休憩スペース利用や、地元食材を使用した特別弁当もセットになっています。
さらに、金太郎温泉での宿泊がセットになったプランも用意されており、魚津の夏の風物詩を存分に満喫できます。
このプランは、祭りの伝統や文化を次世代に継承していくための取り組みの一環として、観光庁の補助事業として採択された「富山県の「祭りで富山を元気に!」歴史ある伝統的な祭りを未来につなげるプロジェクト事業」の対象となっています。
本事業では、魚津市の「たてもん祭り」をはじめ、小矢部市の「津沢夜高あんどん祭」、富山市で開催される「越中八尾おわら風の盆」、射水市の「新湊曳山まつり」の4件の祭りと獅子舞が対象となっています。
これらの祭りでは、人手不足や資金不足などの課題を抱えていることから、本事業ではそれぞれの自治体や祭りの特性に合わせて収益化できる仕組みを構築することで、今後も長きにわたり祭りが開催していける循環モデルを作っていくことを目的としています。
「豪快勇壮なたてもんを間近で体感!ユネスコ無形文化遺産に登録された「たてもん祭り」満喫プラン」は、7月5日(金)より販売開始されます。
この機会に、ユネスコ無形文化遺産に登録された「たてもん祭り」を特別な席で満喫してみてはいかがでしょうか。