エナリスが2030年度の容量市場変動電源に参加企業を募集
株式会社エナリス(本社:東京都千代田区)が、2030年度を供出年度とする容量市場への参加企業を募集中です。この取り組みは、エネルギー資源を効率的に活用し、持続可能な未来に向けた重要な一歩と言えるでしょう。
募集対象の電源とその概要
募集されている電源は、非FIT(固定価格買取)および非FIP(固定価格付与制度)の太陽光発電及び風力発電とされています。この市場参加により、各事業者は供給力を提供することで対価を受け取ることができ、持続可能な発電の実現を目指します。エナリスに対する申込締切は2026年7月21日です。
容量市場とは?
容量市場とは、将来の日本における電力の供給力を効率的に確保するための取引の仕組みです。参加事業者は4年後の供給力を取引し、落札された企業には「容量確保契約金額」が支払われます。
電源は「安定電源」「変動電源(単独)」「変動電源(アグリゲート)」「発動指令電源」といったカテゴリーに分類され、対象となる電源は、期待容量が1,000kW未満の「変動電源(アグリゲート)」です。このアグリゲートの特徴は、複数の小型の自然エネルギー発電源を束ねて大規模な電源として扱う点にあります。
エナリスの取り組み
エナリスは2017年度から電力の安定供給のためにアグリゲーションを推進しており、2022年度にはアグリゲーターとしての登録を果たしました。特に、容量市場の前身である調整力公募において、日本初となる電気自動車(EV)による電力供出の実績があります。
参加事業者へのサポート
応募した事業者に対しては、エナリスが容量市場への参加に必要な一連の手続きを全面的にサポートします。特に発電量予測など、再エネアグリゲーションに関するサービスも提供されるので、参加を考える事業者にとっては大変便利です。
参加要件と申込方法
募集対象の条件
- - 対象設備: 太陽光発電及び風力発電
- - 設備規模: 期待容量が1,000kW未満
募集対象外の条件
- - 期待容量が1,000kWを超える単設備
- - FIT電源、条件付きのFIP電源
- - 自家消費のみの電源など
詳細な情報や申し込み手続きについては、エナリスの専用サイトかEメールでの問い合わせが可能です。
まとめ
エナリスは再生可能エネルギーを主力とする社会の実現に向けて、電力供給の安定化と環境への配慮を両立させながら、これからも挑戦を続けていきます。2030年度に向けた容量市場変動電源への参加は、持続可能な未来を見据えた重要な戦略の一部です。興味のある事業者は、ぜひ参加を検討してみてください。