神戸で愛されたパンダ・タンタンの魅力が詰まった一冊
2024年9月5日、神戸市立王子動物園で長年愛されたジャイアントパンダ・タンタンの書籍『水曜日のお嬢様 タンタンのゆるゆるライフ』がついに発売されます。この本では、タンタンの可愛らしい日常を知ることができるだけでなく、彼女を支えた飼育員たちとの心温まるエピソードが紹介されています。タンタンは2024年3月末に亡くなりましたが、彼女の愛らしさとユニークな性格は、ファンの心に深く刻まれています。
神戸の「お嬢様」タンタン
タンタンは神戸市立王子動物園で飼育されているメスのジャイアントパンダで、ファンからは「神戸のお嬢様」として親しまれています。彼女を象徴するのは、まんまるの体型と控えめな足。これが「お嬢様」のニックネームの由来です。実際、タンタンはその可愛らしい姿だけでなく、ちょっとわがままな性格も愛されています。特に食に関するこだわりは強く、飼育員たちが彼女の好みに合わせた竹を用意しなければ、「フンッ」と鼻息を荒くして抗議することもあるのです。
飼育員との心温まる交流
この書籍では、タンタンと飼育員たちのほっこりしたやりとりが多数収められています。誕生日やクリスマスには特別なおやつが用意されるなど、飼育員たちはタンタンのご機嫌を取るために尽力しています。さらに、バックヤードでの姿やトレーニングの様子も公開されており、彼女の魅力が存分に感じられる内容となっています。
書籍の詳細
書籍名:水曜日のお嬢様 タンタンのゆるゆるライフ
著者:二木繁美
定価:本体1500円(税別)
発売日:2024年9月5日
ページ数:256ページ
ISBN:978-4-06-536661-5
発行:講談社ビーシー/講談社
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著者について
著者の二木繁美は、豊かなパンダ愛を持つライターです。愛媛県出身である彼女は、パンダがいない地域で育ちましたが、パンダの世界に魅せられ、現在では和歌山アドベンチャーワールドでのパンダの名付け親でもあります。彼女の情熱は著書や連載を通じて感じられ、特にタンタンの日常を「水曜日のお嬢様」で綴ることで、多くの人々に癒しと笑顔を提供しています。
この書籍は、タンタンを知っている人も、今まで知らなかった方も、間違いなく楽しめる一冊となっています。ペットや動物が好きな人々にとって、タンタンの生活を垣間見ることができる貴重な機会です。ぜひ手に取って、彼女の愛らしい瞬間を共有してみてはいかがでしょうか。